万国津梁館

万国津梁館：沖縄の象徴、国際交流の舞台

万国津梁館は、沖縄県名護市の部瀬名岬に位置する沖縄県立のリゾートコンベンション施設です。東シナ海を望む絶好のロケーションにあり、その名の通り、琉球王国時代の国際貿易の繁栄を象徴する「万国津梁の鐘」に由来しています。

歴史と役割

2000年7月、九州・沖縄サミットの首脳会合会場として建設され、世界の注目を集めました。サミット後も、国際会議やイベント、結婚式など、多目的な用途で活用されています。管理・運営は、沖縄観光コンベンションビューローが行っています。

建築の特色

万国津梁館の最大の特徴は、世界中から集められた建築素材と、琉球瓦や琉球石灰岩、月桃紙といった沖縄ならではの自然素材が調和している点です。異文化が融合した独特の建築美は、訪れる人々を魅了します。

施設概要

館内には、様々な規模の会議やイベントに対応できる施設が充実しています。

サミットホール: 441m2の広さを誇り、同時通訳ブースも完備。
オーシャンホール: 323m2のホールで、こちらも同時通訳に対応。
サンセットラウンジ: 東シナ海に沈む夕日を眺めながらくつろげる空間。
ビジネスルーム: ワークデスクや複合機を備え、ビジネス利用に最適。
貴賓室: 特別なゲストをもてなすための空間。
カフェテラス: オーシャンビューのカフェで、軽食やドリンクを楽しめます。

イベント実績

万国津梁館では、これまでに数多くの国際的なイベントが開催されてきました。

2000年：九州・沖縄サミット首脳会合
2002年～：沖縄平和賞授賞式（2年毎）
2004年、2006年：日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議
2005年：米州開発銀行（IDB）年次総会レセプション
2008年：洞爺湖サミット科学技術大臣会合
2010年：APEC電気通信・情報産業大臣会合

その他、各種学会、フォーラム、シンポジウム、企業展示会など、幅広い分野のイベントが開催されています。

アクセス

自動車: 那覇空港から国道58号線経由で約90分。沖縄自動車道を利用する場合は、許田I.Cから約65分。
路線バス: 那覇空港または那覇バスターミナルから乗車し、「ブセナリゾート前」下車後、徒歩約20分。
* 空港リムジンバス: 「ザ・ブセナテラスビーチリゾート」下車後、徒歩約3分。

周辺情報

万国津梁館は、部瀬名岬に位置し、周辺には美しいビーチやリゾートホテルが点在しています。観光とビジネスを両立できる環境です。

まとめ

万国津梁館は、沖縄の歴史と文化、そして国際交流の象徴として、重要な役割を果たしています。美しい自然に囲まれた空間で、特別な時間をお過ごしください。

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