三原直樹

三原 直樹

東京都出身の元プロサッカー選手、三原 直樹（みはら なおき）氏は、1987年6月19日にこの世に生を受けました。現役時代は主にディフェンダー（DF）やミッドフィールダー（MF）として、特にサイドバック（SB）のポジションでプレーしました。

氏のサッカー人生は、藤沢市の本町サッカースポーツ少年団で始まり、その後、東京ヴェルディの下部組織へと進みました。ヴェルディジュニア、ジュニアユース、ユースと段階を経て成長する中で、その才能を開花させていきました。

育成年代における三原氏の功績は特に顕著です。ヴェルディジュニア所属時には、1999年に第23回全日本少年サッカー大会とバーモントカップ全日本少年フットサル大会という、主要な少年サッカー・フットサルの全国大会で二冠を達成しました。また、ヴェルディジュニアユース時代には、2001年に国際的なナイキプレミアカップ・ワールドファイナル（ドイツ開催）に出場するなど、早くから世界を経験しています。ヴェルディユースに進んだ2005年には、第29回日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会と第16回高円宮杯全日本ユースサッカー選手権 (U-18)大会という、ユース年代の二大タイトルを獲得し、育成組織での成功を収めました。

これらの活躍と並行して、年代別の日本代表にも継続的に選出されました。2001年にはU-14日本代表に始まり、2002年にU-15、2003年にU-16、2004年にU-17、そして2005年にはU-18日本代表として、各年代のエリートが集まる場で経験を積みました。

プロキャリアは、育成年代を過ごした東京ヴェルディ1969でスタートしました。2006年にトップチームに昇格し、2007年までヴェルディに在籍しました。2007年のシーズン途中からは、ファジアーノ岡山FCに期限付き移籍し、新たな環境でプレー機会を得ました。翌2008年にはファジアーノ岡山へ完全移籍し、2009年までチームの一員として活躍しました。その後、2010年には短期間ながら日本工学院F・マリノスに所属した後、同年5月からはアメリカのロチェスター・サンダーに移籍し、海外でのプレーも経験しました。日本帰国後の2011年には、同年9月から横浜スポーツ&カルチャークラブ（Y.S.C.C.）に加入し、その年の12月まで所属しました。

選手として第一線を退いた現在は、その豊富な経験を活かし、指導者として活動しています。自らが設立・運営するサッカースクールにおいて、次世代を担う若い選手たちの育成に情熱を注いでいます。

育成年代での輝かしい実績と、日本国内および海外でのプロキャリアを経て、現在は指導者としてサッカー界に貢献し続けている三原直樹氏の、今後の活動にも注目が集まります。

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