三原神社

三原神社は、東京都大島町、伊豆大島の中央にそびえる活火山・三原山の内輪山山頂に鎮座する神社です。この神社は、島の同じ野増地区にある大宮神社によって兼務・管理されており、御朱印は大宮神社でいただくことができます。

神社の歴史

三原神社の創建は正確には分かっていませんが、元々、活火山である三原山の山上に直接社殿を建てる習慣はありませんでした。古くは、吉谷神社のように山の麓に遥拝所を設けたり、麓に鳥居を設置する程度でした。しかし、大正時代に入り、三原山の内輪山中腹にコンクリート製の社殿が初めて建てられました。

この社殿は、1950年から1951年にかけての噴火で、溶岩流に飲み込まれてしまいました。その後、新たに内輪山の山頂に社殿が移設され、再建されました。1986年の噴火では、立地の良さに恵まれ、溶岩による被害を免れることができました。

御山参り

毎年6月1日には、三原山の山開きとして「御山参り」が盛大に行われます。これは、山の神様への感謝と安全を祈願する伝統的な行事です。

祭神

三原神社の祭神は、三原大明神です。これは、三原山の神格化された存在とされています。

所在地

神社の所在地は、東京都大島町泉津字腰之下です。

まとめ

三原神社は、活火山である三原山と深く関わりながら、その歴史を刻んできました。過去の噴火を乗り越え、現在もその美しい姿を保ち続けています。火山のエネルギーと自然の力を感じることができる場所として、多くの人々に親しまれています。三原山を訪れる際には、ぜひ立ち寄っていただきたい場所です。

外部リンク

• - 三島神社 - 伊豆大島ナビ
• - 三原神社 - 伊豆大島ジオパーク

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