三友康平

三友康平：バスケットボールに捧げた人生

三友康平氏は、1980年福岡県直方市生まれのバスケットボール指導者、元プロ選手です。6歳でバスケットボールを始め、植木小学校、植木中学校、鞍手高校、そして鹿屋体育大学とバスケットボールと共に成長しました。大学卒業後の2002年には社会人クラブである福太郎クラブに入団し、研鑽を積みます。

2005年、bjリーグの大分ヒートデビルズにドラフト25位で指名され、念願のプロ選手となりました。デビューイヤーは出場機会に恵まれませんでしたが、翌年には主力選手として活躍。持ち前の才能を開花させ、コートを駆け巡りました。

2008年には地元福岡のライジング福岡へ移籍。福岡での2シーズン目となる2009-10シーズンは、50試合中8試合に先発出場を果たし、日本人選手の中でチームトップとなる平均9.2得点を記録する活躍を見せます。この活躍が評価され、bjリーグの最優秀シックスマン賞を受賞するという栄冠を手にしました。

2010-11シーズンに大分ヒートデビルズへ復帰した後、2012-13シーズンをもってプロ選手としてのキャリアに幕を閉じます。しかし、バスケットボールへの情熱は消えることなく、2014年と2015年には国民体育大会に福岡県代表選手として出場するなど、第一線で活躍を続けました。

選手引退後もバスケットボール界への貢献は続きます。2016年からはBリーグ2部の鹿児島レブナイズのアシスタントコーチに就任し、指導者の道へ進みます。指導者としての経験を積み重ね、2017年には高校バスケットボール部の顧問として後進の育成に力を注ぎ始めました。

三友氏のバスケットボール人生は、選手としてコートを駆け巡り、華々しい活躍をした時期と、指導者として未来の選手を育成する時期の両面から成り立っています。6歳から始めたバスケットボールは、彼の人生を大きく彩り、そして今もなおその情熱は尽きることがありません。2023年には離婚という私生活における変化がありましたが、バスケットボールへの情熱は揺らぐことなく、これからも日本のバスケットボール界に貢献していくことでしょう。

経歴まとめ

1980年：福岡県直方市生まれ
6歳：バスケットボール開始
2002年：福太郎クラブ入団
2005年：大分ヒートデビルズ入団 (bjリーグ)
2008年：ライジング福岡移籍
2009-10シーズン：最優秀シックスマン賞受賞
2010-11シーズン：大分ヒートデビルズ復帰
2012-13シーズン：プロ選手引退
2014-15年：国民体育大会 福岡県代表
2016年：鹿児島レブナイズ アシスタントコーチ就任
2017年：高校バスケットボール部顧問就任
2023年：離婚

ポジション: ポイントガード、シューティングガード

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