三樹書房

三樹書房の概要

三樹書房（みきしょぼう）は、東京都に本社を構える出版社です。1975年に設立され、主な事業内容は歴史に関連する書籍の出版です。特に、江戸時代から明治、大正時代にかけての日本の文化や風俗に焦点を当てた作品が多く、深い時代的背景を持った書籍を刊行しています。

創業の理念と運営方針

創業以来、三樹書房は「優良な企画」「優良な造本」「優良な価格」という三つの柱を運営方針として掲げてきました。この方針のもと、質の高い書籍を企画し、編集し、そして刊行しています。これにより、読者に対し日本の文化や伝統、そして史実の重要性を伝える努力を続けています。

自動車書籍の取り組み

1989年頃からは、日本の基幹産業である自動車に関する書籍の出版にも力を入れています。さまざまな自動車にまつわる書籍は、歴史的な観点からも興味深い内容が多く、読者からの支持を得ています。

主な出版物

以下は、三樹書房が手掛けた代表的な書籍の一部です：

• - 自動車関連

- 『日本の乗用車図鑑 1907-1974』 (2019年7月) ISBN 978-4-89522-713-1
- 『60年代 街角で見たクルマたち【日本車・珍車編】』 (2015年9月) ISBN 978-4-89522-644-8

• - モータースポーツ

- 『Ｆ‐1グランプリコース』 (1991年6月) ISBN 978-4-89522-151-1
- 『富士スピードウェイ』 (2005年6月) ISBN 978-4-89522-456-7

• - オートバイ

- 『日本のオートバイの歴史』 (2001年3月) ISBN 978-4-89522-268-6
- 『国産オートバイの光芒』 (2019年1月) ISBN 978-4-89522-702-5

• - トラック・バス

- 『国産バス図鑑』 (2018年11月) ISBN 978-4-89522-698-1
- 『カタログでたどる 日本の小型商用車』 (2017年4月) ISBN 978-4-89522-668-4

• - 航空機や技術書

- 『破壊された日本軍機』 (2014年7月) ISBN 978-4-89522-627-1
- 『エンジンのロマン』 (2012年7月) ISBN 978-4-89522-593-9

• - デザイン及び実用書

- 『デザイン工学の世界』 (2011年4月) ISBN 978-4-89522-568-7
- 『家具調テレビの誕生』 (2019年4月) ISBN 978-4-89522-707-0

• - 人文書

- 『江戸の寺子屋と子供たち』 (2008年9月) ISBN 978-4-89522-068-2
- 『江戸時代の流行と美意識 装いの文化史』 (2015年6月) ISBN 978-4-89522-643-1

まとめ

三樹書房は、日本の歴史文化を数多くの書籍を通じて伝えており、特に自動車に関する出版物は多様性に富んでいます。今後もその伝統を受け継ぎ、質の高い書籍を提供し続けることが期待されています。

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