三沢ヘリコプター空輸隊

三沢ヘリコプター空輸隊

三沢ヘリコプター空輸隊は、航空自衛隊航空総隊の航空救難団に隷属するヘリコプター空輸部隊です。1989年（平成元年）に三沢基地で編成され、主にCH-47J輸送ヘリコプターを運用しています。

概要

本隊は、航空自衛隊で2番目に編成されたヘリコプター空輸飛行隊として、1989年3月31日に航空救難団の隷下部隊として青森県三沢基地で新編されました。同年5月1日から特別便の運航を開始し、1990年4月13日からは局地連絡便の運航を開始しています。

主な任務は、航空自衛隊のレーダーサイトなどへの人員や物資の輸送、いわゆる端末輸送です。災害発生時には、救難活動や物資輸送も行います。

沿革

1988年（昭和63年）4月25日 - 三沢基地にCH-47J準備室三沢現地班が発足。
1989年（平成元年）
3月31日 - 航空救難団隷下として三沢ヘリコプター空輸隊が新編。
4月1日 - 千歳基地へ移動し、移動訓練を開始。
5月1日 - 特別便の運航を開始。
8月26日 - 千歳基地での移動訓練を終了し、三沢基地へ帰還。
1990年（平成2年）4月13日 - 局地連絡便の運航を開始。
2011年（平成23年）3月11日 - 東日本大震災に伴う災害派遣において、航空自衛隊CH-47Jによる初のホイストを使用した要救助者の救出を実施。

歴代運用機

輸送ヘリコプター
CH-47J（1989年〜）
CH-47J(LR)（1999年〜）

脚注

航空救難団
* 三沢基地

もう一度検索