三浦由唯菜

三浦由唯菜（みうら ゆいな）は、2004年7月2日生まれの日本のカーリング選手です。彼女は、小学4年生からカーリングを始め、名寄東中学校、北海道名寄高等学校を経て、現在は札幌国際大学に在学しています。

ジュニア時代の活躍

三浦選手は、ジュニア時代からその才能を発揮し、2017年には松澤弥子選手らとともに名寄ジュニアクラブの一員として日本ジュニアカーリング選手権で優勝しました。翌2018年には、世界ジュニアBカーリング選手権にリードとして出場し、グループ4位で予選敗退となりました。

2021年には、名寄協会所属の「JJクレッシェンド」のスキップとして日本ジュニアカーリング選手権に出場しましたが、決勝でSC軽井沢クラブJr.に敗れ、準優勝となりました。しかし、この大会での活躍が、彼女のキャリアを大きく変えることになります。

世界選手権での快挙

2022年5月、三浦選手はSC軽井沢クラブJr.のリザーブとして世界ジュニアカーリング選手権に帯同しました。この時、日本ジュニアカーリング選手権を観戦していた小笠原歩・日本代表監督の目に留まり、監督の推薦によりメンバー入りを果たしました。大会では、決勝戦を含め11試合中7試合にサードのポジションで出場し、日本カーリング界初となる世界選手権での金メダル獲得に大きく貢献しました。

その後の活躍

2022年6月には、佐久間優名選手、松永愛唯選手らと共に、2023年世界ジュニアカーリング選手権の日本代表候補に選抜され、2023年2月に開催された大会にはスキップとして出場し、見事銀メダルを獲得しました。

さらに、2025年1月には、2025年冬季ワールドユニバーシティゲームズのカーリング競技に女子団体の日本代表スキップとして出場し、ワールドユニバーシティゲームズのカーリング競技において日本初となる金メダルを獲得しました。これらの実績から、三浦選手は、日本カーリング界を牽引する若手選手として、今後の活躍が期待されています。

チームと戦績

三浦選手は、4人制女子チームで活躍しています。彼女の主な戦績は以下の通りです。

世界ジュニア選手権
2022年世界ジュニアカーリング選手権大会：金メダル（日本代表／リザーブ・サード）
2023年世界ジュニアカーリング選手権大会：銀メダル（日本代表／スキップ）
2024年世界ジュニアカーリング選手権大会：銀メダル（日本代表／セカンド）

ワールドユニバーシティゲームズ
2025年冬季ワールドユニバーシティゲームズ：金メダル（日本代表／スキップ）

日本選手権
第37回日本カーリング選手権大会（2020年）：7位（札幌協会）

その他
北海道ジュニア選手権
第29回北海道ジュニアカーリング選手権大会（2021年）：金メダル（名寄協会JC）
第31回北海道ジュニアカーリング選手権大会（2022年）：金メダル（名寄協会JC）


三浦由唯菜選手の今後の活躍に、大いに期待しましょう。

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