三谷藍

三谷藍（みたに あい）

日本の女子バスケットボール界で活躍した三谷藍（みたに あい）選手は、1978年8月21日生まれ。富士通レッドウェーブに所属し、ポジションはセンターフォワードを務めました。182cmの恵まれた体格を生かし、「レイ」のニックネームで親しまれ、「花の78年組」の一人として、その世代を代表する選手として知られています。

人物

千葉県出身の三谷選手は、市立船橋高校から専修大学経営学部へと進学。2001年に富士通に入社し、バスケットボール選手としてのキャリアを本格的にスタートさせました。

入社1年目には、Wリーグ昇格に大きく貢献し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。その才能を早くから開花させました。その後もチームの主力として活躍し、オールジャパン連覇、2年連続プレーオフ出場に貢献するなど、チームの躍進に大きく貢献しました。2006-07シーズンには、年間ベスト5賞を受賞し、その実力が広く認められました。

2005年には日本代表に初選出され、同年開催されたアジア選手権や東アジア競技大会に出場。国際舞台での経験を積みます。その後も、2007年アジア選手権、北京オリンピックバスケットボール世界最終予選、2010年世界選手権など、数々の国際大会に出場し、日本代表の中心選手として活躍しました。

2015年には、4年ぶりに日本代表に選出され、アジア選手権で見事優勝。ベテランとしての経験を生かし、チームを牽引しました。

2017年オフに、長年の現役生活に終止符を打ち、引退しました。

経歴

市立船橋高校
専修大学
富士通レッドウェーブ (2001年～2017年)

日本代表歴

2005年：アジア選手権
2005年：東アジア大会
2007年：アジア選手権
北京オリンピック世界最終予選
2009年：アジア選手権
2010年：世界選手権
2010年：アジア大会
* 2015年：アジア選手権

三谷藍選手は、その卓越した技術とリーダーシップで、富士通レッドウェーブと日本代表を長年にわたり支え続けました。彼女の引退は、日本の女子バスケットボール界にとって大きな損失であり、その功績は長く語り継がれることでしょう。

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