三豊鳥坂インターチェンジ

三豊鳥坂インターチェンジの概要

三豊鳥坂インターチェンジ（みとよとっさかインターチェンジ）は、香川県三豊市に位置する高松自動車道のインターチェンジで、地域活性化を目的として設置されました。このインターチェンジは2006年3月24日に供用が開始され、上り線（高松・岡山方面）にのみ流出入が可能なハーフインターチェンジの形態をとっています。下り線には隣接する善通寺ICやさぬき豊中ICを利用する必要があります。名称は、北西にある鳥坂峠に由来しています。

道路情報

三豊鳥坂インターチェンジは、E11高松自動車道の3-1番に位置し、香川県道220号大見吉津仁尾線と接続しています。これは高松自動車道内では14.6kmという比較的長い距離の区間に集中しており、地元自治体を中心にIC設置活動が盛んに行われました。

歴史的背景

このインターチェンジ設置の検討は1981年頃から始まり、当初は三野町（現在の三豊市）の鳥坂地区に追加インターチェンジ構想が持ち上がりました。その後、1990年代に建設費の問題からハーフインターチェンジ方式に変更され、1999年12月には正式に「鳥坂インターチェンジ（仮称）」の設置が決定しました。2002年には建設工事が着工し、2005年には「三豊鳥坂」としてインターチェンジの名称が確定し、最終的に2006年に供用が開始されました。

周辺施設

三豊鳥坂インターチェンジの周辺には、三豊市三野支所や緑ヶ丘総合運動公園、総合体育館、たかせ天然温泉などの施設が点在しています。また、周辺には四国八十八箇所の一つである71番札所の弥谷寺や十波羅蜜寺があり、観光地としても人気があります。さらに、道の駅ふれあいパークみのやトヨタオートオークション四国会場といった地域活性化に寄与する施設も多く存在します。

料金所情報

三豊鳥坂インターチェンジの料金所では、入口に2レーン（ETC専用1、ETC・一般1）、出口にも2レーン（ETC専用1、一般(希にETC・一般)1）が設けられています。これにより、スムーズな車両の流入と流出が可能となっています。

隣接インターチェンジ

E11高松自動車道において、三豊鳥坂ICは善通寺ICの次、さぬき豊中ICの前に位置しており、アクセスを考慮した交通の要所となっています。

おわりに

三豊鳥坂インターチェンジはその設置背景や地域貢献度の高さから、香川県の交通網における重要な役割を担っています。今後も地域の発展に寄与し続けることが期待されます。

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