上原幸真

上原 幸真について

上原幸真（うえはらこうしん）は1997年7月4日生まれの沖縄県島尻郡出身の元プロ[[野球選手]]で、ポジションは投手です。彼は右投げ右打ちの選手であり、沖縄を拠点にした高校や大学での活躍を経て、プロの世界に挑戦しました。

経歴の始まり

幸真は与那原町立与那原小学校にて1年生から野球を始め、「与那原マリンズ」に所属していました。中学校では野球部に参加し、初めは野手として活動していましたが、3年生の時に投手に転向しました。この時期から彼の投手としての素質が開花し始めました。

沖縄出身でありながら鹿児島県の鹿児島城西高校に進学し、金城和彦監督にスカウトされました。高校では1年生の秋に鹿児島県選抜大会で優勝し、以降もエースとしてチームを牽引しました。特に3年生の夏には最速139 km/hを記録し、全国大会に出場する可能性が高まったものの、残念ながら決勝で敗れてしまいました。

大学時代

高校を卒業後は福岡大学に進学して野球部に所属しましたが、入学早々は故障に苦しむことになります。2019年にはようやく状態が回復し、大学での公式戦に登板。しかし、開幕前に再びケガをし、左手を骨折してしまうすったもんだのシーズンとなりました。それでも、6月には大学での公式戦に初登板し、まずまずの成績を収めることができました。

その秋には九州六大学野球リーグで活躍を見せ、自己最高の防御率0.78を記録しました。これにより最優秀防御率賞やベストナインの投手にも選ばれるなど、彼の努力が実を結びました。

期待を持ってプロ志望届を提出しましたが、ドラフトでの指名はありませんでした。同じ時期に同級生の中でプロ入りを果たした選手もいたため、少なからず苦悩を伴った時期でもあったでしょう。しかし、琉球ブルーオーシャンズのトライアウトに参加し、見事に合格しました。

プロ[[野球選手]]としての活動

琉球入団後は怪我に悩まされましたが、2021年には5試合に登板し、32回2/3を投げて2勝1敗、防御率1.38という成績を記録しました。しかし、チームに充分に貢献できないまま、契約満了で自由契約となりました。2022年の3月31日には、自身のInstagramで現役引退の決意を明らかにしました。

投手としての特徴

上原幸真は、多彩な変化球を駆使したテンポ良い投球が特徴です。高校時代には、大きく縦に落ちるスライダーや横のスライダーに加えて、カーブ、フォーク、チェンジアップ、シュートなどを使い分けていました。この多様な投球スタイルが彼のスタンドアウトな個性を形成しました。

プライベート

家族は両親と2人の妹がいます。幸真は両親を非常に尊敬しており、彼の成長の原動力の一つとしています。また、血液型はA型です。引退後も周囲の期待に応え続けるため、今後の活動に注目が集まる選手です。

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