上場雄也

上場 雄也のプロフィールと経歴

上場雄也（あげばゆうや）は、1983年9月30日生まれの元男子バレーボール選手及びビーチバレーボール選手です。千葉県松戸市で生まれ育ち、地元の松戸市立常盤平中学校でバレーボールを始め、松戸六実高校を経て中央学院大学を卒業しました。彼の競技生活は多岐にわたり、著名なクラブチームでのプレーを通じて数々の成果を残してきました。

来歴

上場は、大学卒業後に東京ヴェルディバレーボールチームに所属し、2006年から2008年まで活躍しました。その後、2008年11月につくばユナイテッドSun GAIAに加入し、ここで国際大会に初めて参加します。2009年に行われた第5回東アジア競技大会では、日本代表として出場し、銀メダルを獲得しました。

2010年には、Vチャレンジリーグにおいて唯一全日本代表に選出され、アジア競技大会では金メダルを獲得するなど、その実力を証明しました。さらに、同年にFC東京に移籍し、引き続き高いレベルでの競技を続けますが、2012年7月31日付でFC東京を退団します。退団後、すぐにFIVBワールドリーグ2013予選に選ばれ、所属は日本バレーボール協会となりました。

2012年9月、上場は板橋正人選手とペアを組み、ビーチバレーボールツアーに初めて参加し、名実ともにビーチバレーの世界へと進出します。2013年には千葉県選抜バレーチームで選手兼コーチとして復帰しつつも、ビーチバレーをメインに活動を移行しました。

その年の11月には、ビーチバレー強化指定選手に選出され、松戸レガロに所属します。2014年の仁川アジア競技大会では長谷川徳海選手とペアを組み、5位という成績を残しました。さらに、日本代表として国際大会にも定期的に出場し、2016年にはリオ五輪アジア最終予選に出場しましたが、五輪への出場は果たせませんでした。

2018年には白鳥勝浩選手と共にビーチバレージャパンを制覇し、日本一の栄誉に輝くことができました。2019年には石島雄介選手とのペアで世界選手権に参加し、国際舞台での経験を積みました。

2020年5月には、なんと12シーズンぶりに再びつくばユナイテッドSun GAIAに復帰し、選手兼チームコーディネーターとしての役割を担いますが、2021年には再びチームを退団しました。2023年には、バレーボールスクール松戸レガロの代表、中央学院大学男子バレーボール部のアドバイザーとして活躍するほか、ビーチバレージャパンツアー平塚大会で優勝を果たし、杭州アジア競技大会に日本代表として出場しました。

所属チーム

1. 松戸六実高校
2. 中央学院大学
3. 東京ヴェルディバレーボールチーム（2006-2008年）
4. つくばユナイテッドSun GAIA（2008-2010年）
5. FC東京バレーボールチーム（2010-2012年）
6. 千葉ゼルバ（2013-2014年）
7. つくばユナイテッドSun GAIA（2020-2021年）

上場雄也は、競技者としての技術だけでなく、指導者としての側面も持ちながら、次世代の選手たちを育成することに情熱を注いでいます。彼の豊富な経験と成果は、ビーチバレーとバレーボール界において重要な影響を与えています。

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