上智大学大学院法学研究科・法学部

上智大学法学部・大学院法学研究科

上智大学法学部は、法律学、国際関係法学、地球環境法学の3つの専門分野を擁し、グローバルな視点を持つ法曹家、研究者、国際公務員などを育成しています。カトリックの精神に基づいた教育を行い、社会正義と倫理観を重視した人材育成を目指しています。

特徴

3学科の専門性: 法律学科では、伝統的な法学の知識に加え、現代社会の複雑な問題に対応できる応用力を養います。国際関係法学科では、国際法や国際政治に関する専門知識を深め、グローバルな視点から法的問題を分析する能力を養います。地球環境法学科では、環境問題に関する法的知識を習得し、持続可能な社会の実現に貢献できる人材を育成します。
自由な履修制度: 3学科の科目を自由に履修できるため、学生は自分の興味や関心に応じて専門分野を横断的に学ぶことができます。
法曹コース: 法曹コースは、法学部を3年で早期卒業し、法科大学院既修者コースを2年間で修了後、司法試験の受験を目指す学生のためのコースです。法科大学院との連携による授業展開や、修了生弁護士によるサポートプログラムなど、手厚い支援体制が整っています。

学科紹介

法律学科: 法律学の基礎を体系的に学び、社会の様々な問題に対応できる法的思考力を養います。1年次には憲法や民法などの基礎科目を学び、2年次以降は専門科目を履修します。4年次には演習を通して、研究、発表、討論の能力を磨きます。
国際関係法学科: 国際法、国際政治、国際経済など、国際関係に関する幅広い知識を学びます。1年次には法学・政治学の基礎を学び、2年次以降は国際法総論、国際法各論、国際私法などの専門科目を履修します。4年次には演習を通して、国際的な問題に対する分析力と解決能力を養います。
地球環境法学科: 環境法に関する専門知識を学び、環境問題の解決に貢献できる人材を育成します。1年次には法律の基礎科目を学び、2年次以降は環境法入門、環境法総論などの専門科目を履修します。国内外の環境法に関する知識を深め、環境問題に対する法的アプローチを学びます。

沿革

1957年: 法学部法律学科を開設
1966年: 大学院法学研究科修士課程を開設
1968年: 大学院法学研究科博士課程を開設
1980年: 法学部に国際関係法学科を開設
1997年: 法学部に地球環境法学科を開設
2004年: 大学院法学研究科に法曹養成専攻（法科大学院）を開設
2020年: 法曹コースを設置

著名な出身者

上智大学法学部は、政界、法曹界、経済界、マスコミなど、様々な分野で活躍する人材を輩出しています。

細川護熙（第79代内閣総理大臣）
岩城光英（元法務大臣）
玄葉光一郎（元外務大臣）
秋吉仁美（高松高等裁判所長官）
鈴木真理子（最高検察庁公判部長）
石川啓太郎 (青森銀行次期代表取締役頭取)
大貫陽一 (森永乳業代表取締役社長)
* 赤神諒（環境法学者、小説家）


上智大学法学部は、グローバル社会で活躍できる法律家、研究者、国際公務員を目指す学生にとって、最適な学びの場です。

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