上條暢嵩

上條暢嵩のプロフィール

上條 暢嵩（かみじょう のぶたか）は1994年1月4日生まれで、大阪府大阪市が故郷のボートレーサーです。登録番号は4719番で、110期生として大阪支部に所属しています。彼の指導者は野添貴裕であり、同じ時期にデビューした選手には前出達吉、村上遼、喜多須杏奈などがいます。ボートの世界に入るに当たっては、父親の上條信一（49期）や兄の上條嘉嗣（102期）の影響を受けており、家族全員が同じ道を歩んでいることから、彼にとってのモチベーションとなっています。

学歴とボートキャリアの始まり

上條は大阪府立大塚高等学校を卒業後、1592名の応募者の中から選抜され、やまと学校へ入学しました。2012年3月16日には同校を卒業し、次の日に選手として登録されました。ただ、そのデビュー戦は6号艇での出走となり、6着という結果に終わりました。しかしその後、6月22日にボートレース津で行われた一般戦で初勝利を収め、水神祭を祝うこととなります。

成績の向上

彼のキャリアは着実に進展しており、2015年にはボートレース常滑で開催された一般戦で初めて優出を果たしました。続く2016年には、同じくボートレース住之江での一般戦にて、1号艇から逃げ切り勝利し念願の初優勝を達成します。また、G1レースにも初めて出場し、さらなる成長を見せました。

2019年にはダイヤモンドカップでG1初の優勝を獲得し、SGにも初出場。このように、上條は絶え間ない努力を重ねることで次第に実績を上げていきました。

さらなる活躍と栄光

2021年9月にはボートレーサーとしての通算500勝を記録し、2022年にはSGレースにおいて初の優出を果たしました。その後も彼の活躍は続き、2023年にはG1で二度目の優勝を果たし、2024年には三度目の優勝を達成します。これにより、上條の名前はボートレーサーとして確固たる地位を築くこととなったのです。

人物像と趣味

上條はボートレーサーになるきっかけとして、家族の影響を強く受けていると語っています。彼自身は中学時代にはバスケットボール部に所属しており、高校では学業を中断してまでボートの道を選びました。このように、彼の決断力と情熱が現在の成功へ繋がっています。趣味はゴルフで、その時間を楽しむことも彼のストレス発散となっているようです。

メディア露出

また、上條は『ボートの時間!』（サンテレビ）に頻繁に出演しており、多くの視聴者に親しまれています。この番組での活動からは「ボートの時間!さん」との愛称も生まれるなど、メディアでも人気者となっています。

戦績

上條の出走回数は2599回、うち656回が1着という素晴らしい成績を収めています。優出は89回、優勝は22回に達しており、G1では3度の優勝経験があります。特に、SGレースにおいても108回の出走を誇り、これからのさらなる活躍が期待されます。生涯獲得賞金は359,709,399円に上り、ボートレーサーとしての地位を証明しています。

今後も上條暢嵩の活躍に注目し、彼がどのような新たな記録を打ち立てるのか楽しみにしているファンも多いことでしょう。

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