上毛町立上毛中学校

上毛町立上毛中学校

上毛町立上毛中学校は、福岡県築上郡上毛町下唐原に位置する公立の中学校であり、1969年に開校しました。2024年には創立55周年を迎えることになっており、歴史的な節目を迎えることとなります。

概要

この学校は、友枝中学校と東部中学校が統合して新たに設立され、2012年に現在の名称に改称されました。設立時から「至誠」を校訓として掲げ、生徒に真心を持って取り組む姿勢を促しています。校章は、学問を象徴するペン先と柏の葉、さらに左三つ巴紋を組み合わせたデザインで「中」という文字が配されています。

校歌は、作詞を吉本弘、作曲を森完二が手掛けており、歌詞の中には「上毛中学校」が登場する構成になっています。

通学区域

生徒は以下の小学校区から通学しています。

• - 上毛町立南吉富小学校区
• - 上毛町立西吉富小学校区
• - 上毛町立友枝小学校区
• - 上毛町立唐原小学校区

歴史

旧・友枝中学校の沿革

友枝中学校は、1919年に友枝村内の尋常高等小学校に併置された農業補習学校から始まりました。その後、学校は幾多の変遷を経て1947年に新制中学校「友枝村立友枝中学校」として再編成されました。開校式は同年4月16日に行われ、初代校長には中山鷹三が就任しました。学校は増改築を行いながら成長し、1955年には合併により「大平村立友枝中学校」と改称されます。

旧・東部中学校の沿革

東部中学校は、1921年に唐原尋常高等小学校に併設された農業補習学校を起源とし、1947年には「南吉富村外二ヶ村中学校組合立 東部中学校」として新たにスタートしました。この中学校もさまざまな改称を経ながら、教育の充実に努めてきました。

統合と新校名

1969年に両校が統合されて「築上東中学校」が設立されます。この際、友枝中学校の南分教場と東部中学校の北分教場が併設されました。1971年には南北の分教場が廃止され、初代校長には万田淳が就任しました。その後、達成した教育環境の改善と学校施設の整備により、学びの場としての環境が整えられました。

新校舎の完成や体育館の設立など、教育施設の充実も進められ、2005年には合併に伴い名称が「上毛町立築上東中学校」と改められます。さらに、2012年に現在の「上毛町立上毛中学校」に変更されました。

アクセス

上毛中学校へのアクセスは便利で、最寄りの幹線道路として国道10号や福岡県道225号、さらには東九州自動車道「上毛スマートIC」も利用可能です。学校周辺には、上毛町立大平保育所や遺跡などの文化的なスポットも点在しています。

まとめ

上毛町立上毛中学校は、地域と共に歩み続け、充実した教育を提供していくことを目指しています。生徒たちが「至誠」をもって日々の学びに取り組む姿勢は、これからの学校の更なる発展に繋がっていくことでしょう。校舎や施設の整備が進む中、未来の世代へと受け継がれる教育の場を目指しています。

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