上沼恵美子のこころ晴天

上沼恵美子のこころ晴天

『上沼恵美子のこころ晴天』は、朝日放送ラジオ（ABCラジオ）で毎週月曜日の12:00から14:59まで放送されているラジオ番組です。この番組は、今や多くのリスナーに愛される人気番組で、通称『こころ晴天』、略して『ここ天』と呼ばれています。1993年4月5日に前番組『ABCパノラマ大放送』を基にスタートし、同系列の中で月曜日から木曜日に掛けて放送される『こころ晴天』シリーズの一環として位置づけられています。

この番組の特徴は、基本的に設定された大きなコーナーがないことで、リスナーとのフリートークを中心に展開されるところです。そのため、上沼恵美子が自身の経験や日常生活について語ることが多く、嫁姑や夫への小さな愚痴など、庶民が共感できる身近な話題が豊富に取り上げられています。オープニングのコールは印象的で、『上沼恵美子の～』ではなく、出演している3人が一緒に『エミリー、てつじ、真平の～』と声を合わせて叫びます。

番組の構成は、放送開始当初からのスタイルを大切にしつつも随時進化しています。2020年からは新型コロナウイルスの影響を受け、放送内容に変更がありました。この時、レギュラーパートナーの上沼恵美子がスタジオ出席を見合わせる中、北村真平が単独での出演を続け、電話を通じて上沼が一時出演する形を取りました。これは、リスナーにとって大きな注目を集めました。

出演者

現在のパーソナリティは上沼恵美子が務め、シャンプーハットのてつじや朝日放送のアナウンサーである北村真平がパートナーとして参加しています。上沼恵美子は、庶民派トークを得意とし、しっかりした進行でリスナーを楽しませています。これまでに出演した notable な人物としては、トミーズ健や佐川満男、芦川百々子、遥洋子、古川忠義などが挙げられます。

コーナー紹介

『こころ晴天』での代表的なコーナーとしては、「わびレター」や「ぼやきレター」があります。「わびレター」は、リスナーの謝罪や懺悔を代弁するコーナーで、辛い気持ちを共有できます。一方、「ぼやきレター」は日常のちょっとした不満や愚痴をリスナーから送ってもらい、それに対して出演者がユーモアを交えながら返信するという形をとります。これらのコーナーは、リスナーとの距離を縮め、どこかほっとした気持ちをもたらしてくれます。

番組のテーマソングである「ブルースカイブルー」は、上沼恵美子自身が歌っており、元々は円広志の楽曲でしたが、番組の進行に合わせてアレンジが施されています。この曲は番組開始時に流れるため、リスナーにはお馴染みのメロディになっています。

最後に

『上沼恵美子のこころ晴天』は、時には笑いあり、時には共感ありのリスナー参加型のラジオ番組であり、毎週耳を傾けることで心温まるエピソードに触れることができます。上沼恵美子の軽快なトークと魅力的なゲストたちが織りなす特別な2時間を、ぜひお楽しみください。

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