上田大河

上田 大河（うえだ たいが）

上田大河は、2001年11月15日に三重県尾鷲市で生まれた若きプロ野球選手です。彼は埼玉西武ライオンズに所属する投手として注目されており、持ち球には最速154km/hのストレートや多彩な変化球が揃っています。

経歴

プロ入り前

上田は尾鷲市立宮之上小学校に在学中、1年生から『尾鷲野球少年団』で野球を始めました。中学1年生の夏には大阪府に転居し、大阪市立東生野中学校では硬式野球チーム『ナガセボーイズ』で活動しました。

その後、大阪商業大学高校に進学し、1年春からはベンチ入りし、2年秋には背番号1を背負いました。彼の高校生活では、3年春の大阪大会での優勝や、3年夏の大会での敗退など経験を積みました。

大学に進学した上田は、1年秋からリーグ戦に登板。特に、2年春には4勝を挙げて新人賞の平古場賞を受賞し、3年夏には日本代表としてハーレムベースボールウィークで守護神としての役割を果たしました。また、3年春にはオリックス二軍との練習試合での継投によって完全試合を達成しました。4年春には連続で最優秀防御率に輝き、日米大学野球選手権大会でも日本の優勝に貢献しました。

さらに、9月16日のリーグ戦では、史上12人目となるノーヒットノーランを達成するなど、素晴らしい成績を収めました。

プロ入り

2023年10月26日に行われたドラフト会議において、埼玉西武ライオンズから2位指名を受け、11月21日には7000万円の契約金と1250万円の年俸で仮契約を締結しました。背番号は11に決定し、今後の活躍が期待されています。

選手としての特徴

上田の投球スタイルには、最速154km/hのストレートに加え、スライダー、カットボール、カーブ、フォーク、チェンジアップといった多彩な持ち球があります。彼は緊迫した場面でも落ち着いて冷静にプレーし、闘志を前面に出すマウンドさばきで相手打者を翻弄することができるのが特徴です。

人物

野球を始めた頃からの友人には、湯浅京己がいます。二人は小学校時代からのチームメイトで、今でも連絡を取り合う良い関係を保っているようです。

詳細情報

記録

• - 初登板: 2024年6月5日、東京ヤクルトスワローズとの試合で8回裏に登板し、1回を2失点で投げました。
• - 初奪三振: 同上の試合で、8回裏にホセ・オスナから見逃し三振を奪いました。
• - 初ホールド: 2024年8月22日、オリックス・バファローズとの試合で2回無失点で登板し、ホールドを記録しました。

背番号

• - 11（2024年 - ）

表彰・タイトル

• - 関西六大学野球リーグ: 平古場賞（2021年春季）

上田大河は、今後の成長が楽しみな選手であり、多くのファンに支持される存在となることが期待されています。

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