上田橋

上田橋（うえだばし）

上田橋は、長野県上田市を流れる千曲川に架かる橋梁です。全長207m、幅員6.5mであり、上田市に現存する橋の中では最も古い歴史を持っています。現在は長野県道77号長野上田線の一部として利用されています。

概要

区間: 長野県上田市御所（左岸） - 同県同市天神町3丁目（右岸）
開通日: 1970年（昭和45年）11月3日 ※現在の橋

歴史

上田橋は、明治時代からその姿を変えながら、人々の生活を支えてきました。以下にその歴史をまとめます。

1890年（明治23年）3月1日 - 初代の上田橋が開通。木造3連のケーソンガータープレート方式を採用していました。
1892年（明治25年） - 大雨による増水で一部が損壊し、一時的に通行不能となりました。
1895年（明治28年） - 木造5連のケーソンガータープレート方式で再建されました。
1925年（大正14年）8月7日 - 2代目の上田橋が開通。鉄骨4連ケーソンガータープレート方式となりました。
1926年（大正15年・昭和元年） - 初代の上田橋が解体されました（2代目開通後も併用されていました）。
1970年（昭和45年）11月3日 - 現在の上田橋が完成しました。
1972年（昭和47年） - 2代目の上田橋が解体されました（現在の橋の開通後も併用されていました）。

周辺情報

上田橋の周辺には、上田市の歴史や文化に触れることができるスポットが点在しています。

上田城跡公園: 上田橋からほど近い場所に位置し、上田市のシンボルである上田城の跡地を整備した公園です。歴史的な建造物や美しい庭園があり、市民の憩いの場となっています。
上田市役所: 上田市の行政の中心地であり、様々な手続きや情報収集に利用できます。
上田駅: 上田市の玄関口であり、新幹線や在来線が乗り入れています。駅周辺には商業施設や飲食店が集まっており、賑わいを見せています。
上田駅前ビル パレオ: 上田駅に隣接する商業施設で、ショッピングや食事を楽しめます。

橋の役割

上田橋は、かつて国道143号の一部を担っていましたが、現在は長野県道77号長野上田線の一部として、地域住民の生活を支える重要な役割を果たしています。交通インフラとしての役割だけでなく、上田市の歴史と文化を伝えるシンボルとしての役割も担っています。

外部リンク

空から眺める千曲川・犀川 - 国土交通省 千曲川河川事務所

この外部リンクでは、上田橋を含む千曲川周辺の美しい景観を空から眺めることができます。橋の構造や周辺の地形をより深く理解するのに役立つでしょう。

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