上越清里星のふるさと館

上越清里星のふるさと館は、上越市清里区青柳、坊ヶ池の美しい湖畔に佇む、星と宇宙をテーマにした学習施設です。隣接する山荘「ビュー京ヶ岳」とともに、自然豊かな環境の中で、天体観測や学習活動を楽しむことができます。

施設の概要

上越市が設置したこの施設は、「上越清里星のふるさと館条例」に基づき、生涯学習の振興と青少年の健全育成を目的としています。館内には、天体望遠鏡、プラネタリウム、展示室、図書室、学習室など、宇宙への興味を深めるための様々な設備が整っています。

櫛池隕石

展示室では、特に注目すべきものとして、新潟県に現存する唯一の隕石であり、県文化財に指定されている「櫛池隕石」を見ることができます。この隕石は、大正9年に櫛池小学校近くの櫛池川を越えた上中条地区に落下したもので、重さは4.42kgあります。宇宙からの貴重な贈り物を間近に見ることができる、またとない機会です。

天体観測ドーム

屋上には、直径6.5mの天体観測ドームが設置されており、65cm反射望遠鏡が備えられています。この望遠鏡は、一般観望会や団体利用などで活用され、夜空に輝く星々を詳細に観察することができます。専門的な機材を使って、宇宙の神秘に触れる体験は、訪れる人々にとって忘れられない思い出となるでしょう。

プラネタリウム

館内には、直径8.5mのドームを持つプラネタリウムもあります。座席は扇形に配置され、52席（＋補助席）が用意されています。プラネタリウムの投影機は、開館当初は光学式の五藤光学研究所製GS-AT型を使用していましたが、平成29年6月にはデジタル式のAstroArts製StellaDome Professionalに更新されました。これにより、よりリアルで美しい星空の映像を楽しむことが可能になり、宇宙への理解を深めるための学習ツールとしても役立っています。

その他の情報

上越清里星のふるさと館は、単に星を見るだけでなく、宇宙や科学に対する興味を育むための場所として、地域の人々にとって重要な役割を果たしています。関連施設としては、清里区や坊ヶ池があります。詳細な情報については、公式サイトをご確認ください。上越清里星のふるさと館を訪れ、星空の魅力を存分に楽しんでください。

公式サイトなど

公式ウェブサイト

観光：上越清里星のふるさと館

もう一度検索