上野忠美

上野 忠美のプロフィール

上野 忠美（うえの ただみ）は、1948年12月9日生まれで、広島県出身のプロゴルファーです。ミズノに所属し、数十年にわたり日本のゴルフ界で成功を収めてきました。

略歴

上野は崇徳高等学校を卒業後、15歳の時に初めてゴルフを始めました。1973年4月7日、プロに転向し、すぐにその実力を証明します。特に中四国オープンでは、その初回出場から3連覇を達成しました。その後、レギュラーツアーで7勝を上げるなどの活躍を見せ、プロ転向からわずか5年で初めてシード資格を取得しました。しかし、以降2年間はそのシード資格を維持しましたが、あるトーナメントの練習中に起きたちょっとしたイタズラが原因で、調子を崩してしまい、4年間のシード落ちを経験しました。

1963年、上野は再度シード入りを果たしますが、翌年から再び2年間シードを失うことに。その時期について彼は「正直いってツアーをやめようと思った」と振り返っています。しかし、やがて1986年に再びシード入りを果たし、1991年にはJCBクラシック仙台で優勝、その後はスランプに陥りました。その結果、長い間トーナメントから遠ざかった時期がありますが、シニアゴルファーとしての再挑戦を決意しました。特に1999年のシニアデビュー戦、日本プロゴルフシニア選手権での初優勝は大きな成功でした。以降も安定した成績を収め、シニアツアーでも高い評価を得ています。

人物像

上野忠美は、プロゴルファーとしてだけでなく、一人の人間としても魅力的な側面を持つ方です。彼の得意クラブはドライバーであり、ゴルフ技術に対する情熱が感じられます。また、愛車にはトヨタのブランドを選んでいます。食事面では肉類を好み、個人的な座右の銘として「我慢」を掲げています。これは、彼がゴルフキャリアの中で直面した数々の試練を乗り越えるための指針となっています。

家族も重要な存在であり、息子の上野展之もプロゴルファーとして活躍しています。さらに、広島市西区にある三滝ゴルフセンターを経営しており、そこでは母校である崇徳高校のゴルフ部も練習を行っています。

主な戦績

レギュラーツアーでの主な勝利:

• - 1975年: 中四国オープン
• - 1976年: 中四国オープン
• - 1977年: 中四国オープン
• - 1978年: 阿蘇ナショナルパークオープン
• - 1979年: 瀬戸内海オープン
• - 1986年: 中四国オープン
• - 1989年: 中四国オープン
• - 1991年: JCBクラシック仙台

シニアツアーでの主な勝利:

• - 1999年: 日本プロシニア
• - 2001年: キョーエイ産業鷹の巣シニア

メディア出演

上野科弁はRCCの「ゴルフの花道」などにも出演し、ゴルフの楽しさや技術を伝えています。

関連情報

さらに詳しい情報は、上野忠美選手のプロフィールが掲載されている日本ゴルフ協会や、日本ゴルフツアー機構の公式ウェブサイトを参照すると良いでしょう。

もう一度検索