上野真実

上野 真実 - 女子サッカー選手

上野真実（うえのまみ、1996年9月27日生まれ）は、熊本県熊本市からサッカー界に登場した女子選手であり、現在はサンフレッチェ広島レジーナでフォワードおよびミッドフィールダーとしてプレーしています。彼女の経歴は、多様なスポーツ体験から始まったことが特筆されます。

初期のスポーツキャリア

真実は小学生のころ、熊本YMCAで水泳を行い、公式な大会にも参加していた実績があります。しかし、兄の影響によりサッカーを始め、熊本アクアサッカークラブジュニアに所属しました。ここから彼女のサッカー人生が本格的にスタートします。

ユース時代の成長

中学年代では、鹿児島県にある神村学園へ進学し、才能を開花させます。在学中の2012年には、第15回全日本女子ユース（U-15）サッカー選手権大会に出場し、準決勝まで進出するも浦和レッドダイヤモンズジュニアユースレディースに敗れました。その後、2013年1月には神村学園高等部へ進み、1年生でありながら全日本高等学校女子サッカー選手権大会に出場し、決勝戦に進出するも常盤木学園高等学校に敗れ、準優勝を果たしました。

シニアリーグへの挑戦

2015年に環太平洋大学短期大学部に入学し、同時に愛媛FCレディースに在籍しながらプレーを続けました。ここでの活躍が評価され、2019年にはなでしこリーグ2部優勝に貢献し、最優秀選手賞も受賞しました。2020年にはなでしこリーグ通算100試合出場を達成し、2021年にはサンフレッチェ広島レジーナに完全移籍。移籍初年度からリーグ戦得点ランキングで3位にランクインするなど、鮮烈な印象を残しました。

代表歴と国際舞台での活躍

真実の国際大会での活躍も光ります。2016年にはU-20サッカー日本女子代表に初めて招集され、同年のFIFA U-20女子ワールドカップに出場。特にこの大会では、一次リーグのナイジェリア戦でハットトリックを達成し、3位決定戦では決勝点を記録し、日本の3位入賞に貢献しました。この功績により、同大会の得点王にも輝きました。2017年には日本女子代表にも招集され、国際親善試合などで活躍しました。

個人成績とタイトル

彼女のキャリアは、多くの試合出場および得点を記録しています。なでしこリーグでの初出場は2015年のことで、その後も計150試合以上に出場。2021年9月にはWEリーグ初出場を果たし、同日に初得点も挙げました。また、代表チームでも多くの国際試合に出場し、特にEAFF E-1サッカー選手権やアジア競技大会において幸運な結果を手にしています。

結論

上野真実は、その多才なスキルと持ち前の努力により、女子サッカー界で確固たる地位を築いています。これからの彼女の活躍にも大いに期待が寄せられています。

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