世界お宝ハンティング 勝負は目利き

世界お宝ハンティング 勝負は目利き

『世界お宝ハンティング 勝負は目利き』は、1995年4月19日から1996年2月28日まで、TBS系列で放送されていたバラエティ番組です。この番組は、雪印グループ（現在の雪印メグミルク）によるスポンサーシップが特徴で、放送は毎週水曜日の19時から19時54分まで行われました。

番組の内容と形式

この番組は、芸能人のペアがそれぞれ100万円の資金を持って対戦する形で進行しました。各回ごとにテーマに定められた国に赴き、そこでお宝を買い付けます。数回後には、専門家によるお宝の鑑定が行われ、スタジオで鑑定額が発表されました。もし、鑑定額が購入額の5倍以上、あるいは購入額よりも50万円以上高い場合には「ドラゴンプライス」として純金のメダルが授与されます。勝敗は、両ペアの鑑定額の合計によって決まり、高かった方のペアが勝利します。勝者は、購入したお宝の中から視聴者へのプレゼントとして1点を除き、全てを獲得することができました。

特別なエピソード

この番組には、エピソードごとにさまざまなドラマがありました。特に柴俊夫とちはるのペアが高い成績を収めていましたが、最終回では斉藤由貴が神田利則とのペアに敗れてしまう結果に。さらに、スペシャル回では司会の福留功男も挑戦し、全額の100万円を1つのアイテムに注ぎ込むという大勝負を実施しましたが、その結果、鑑定額はわずか50万円で、購入価格との差額がワースト記録として残りました。

番組の他のコーナー

また、番組内には「ますますおいしい雪印」というコーナーもあり、有名なスポーツ選手の増田明美と益子直美が雪印の製品を利用した料理を披露する場面もありました。

出演者と関与者

この番組の司会は福留功男が務め、アシスタント役には森口博子が登場しました。鑑定士は多くの専門家が参加しており、竹日忠芳がチーフ鑑定士を担当しました。その他にも、西洋骨董に特化した鑑定士や美術分野の専門家が多数揃い、お宝鑑定に関与しました。また、ナレーターとして屋良有作が参加し、番組にオリジナルのエンディングテーマが使用されました。歌は松阪晶子が担当しました。

書籍と関連情報

この番組に関連して、1995年11月30日には「世界お宝ハンティング勝負は目利き 海外必携ショッピングガイド」という書籍も出版され、視聴者からの強い関心を集めました。発売元は角川歴彦で、ISBNは4-04-852607-3です。

『世界お宝ハンティング 勝負は目利き』は、視聴者にとって魅力的なエピソードや意外性のある結果が満載の楽しい番組でした。

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