中口雅史とは？意味をやさしく解説 - サードペディア百科事典

中口雅史について

中口雅史（なかぐちまさふみ）は、1972年 4月10日生まれの元サッカー選手であり、現在はサッカー指導者として活躍しています。出身地は徳島県徳島市で、現役時代はミッドフィールダーとして知られています。

選手としてのキャリア

長崎県立国見高校では、決定力のあるフォワードとして名を馳せました。特に第69回全国高等学校サッカー選手権大会の決勝戦では、鹿児島実業高校との対戦において延長後半に決勝点を挙げ、国見高校を優勝へと導く活躍をしました。

その後、大阪商業大学に進学し、1995年にガンバ大阪に入団しましたが、公式戦には出場することなく1996年に佐川急便大阪SCに移籍しました。佐川急便では、1998年と1999年に関西サッカーリーグ1部でベスト11に選ばれるなど、実力を示しました。

指導者としての経歴

引退後の2002年から佐川急便大阪SCでコーチとしてキャリアをスタートさせ、2006年には監督に昇格しました。2007年からは佐川急便SC（後のSAGAWA SHIGA FC）でも監督を任され、2008年にはテクニカルディレクターに就任しましたが、クラブの成績が良くない中で再度監督に戻ることとなりました。

その間、2007年にはJFA公認のS級コーチ資格を取得し、監督としての能力をさらに高めました。指導者としては、2007年、2009年、2011年の3回にわたり、日本フットボールリーグの最優秀監督賞に輝き、特にその実績が評価されています。

2013年にはガンバ大阪の強化本部のスタッフとなり、2016年からはMIOびわこ滋賀の監督に就任しました。2019年にはヴァンラーレ八戸の監督に就き、2020年のシーズン終了後に退任を発表。その後、2021年にはアイン食品株式会社のサッカー部のヘッドコーチに就任し、同年にはガンバ大阪の強化アカデミー部の強化部長にも就任しました。2023年にはガンバ大阪の強化部長を退任し、2024年からはヴィッセル神戸のテクニカルダイレクターに就任しました。