中国四国農政局

中国四国農政局について

中国四国農政局は、農林水産省の地方支分部局として、岡山市に位置し、広範な管轄エリアを持っています。この機関は、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県の9つの県を対象に、農業および水産業の振興施策を推進しています。

組織の概要

2007年7月時点で、中国四国農政局の職員数は2307人に達しており、内訳は581人が本所に、1726人が下部機関に勤務しています。また、2005年度の予算は1801億5300万円に上りました。この局の下部機関は44組織で構成されており、その内訳は地方農政事務所が8つ、その他の事務所や事業所が36あり、地域に密着した運営が行われています。

本所の組織

本所は複数の部門に分かれ、それぞれ異なる業務を担当しています。企画調整室をはじめ、総務課や会計課、そして消費・安全部に関連する各課が存在します。また、農産物や畜産物の安全管理、流通、食品表示の監視を行う専門部署も整備されています。さらに、生産部や経営・事業支援部、農村振興部、統計部など、多様な部門が相互に連携しながら活動を進めています。

主要な部署の機能

• - 消費生活課: 消費者の安全と安心を確保するための施策を推進
• - 農産安全管理課と畜水産安全管理課: 農産物と畜産物の品質保持及び流通の安全を監視
• - 地域整備課: 地域の農業振興を目指す施策を実行

出先機関と管内事業所

中国四国農政局は各県に出先機関を設けており、鳥取市、松江市、岡山市、広島市、山口市、徳島市、高松市、松山市、高知市などに拠点を持っています。これらはそれぞれの地域の農業や水産業に特化したサービスを提供し、地域事情に応じた支援を行っています。

さらに、土地改良技術事務所などの管内事業所が設けられ、農地の改良や水利整備などを通じて地域農業の発展を支援しています。

終わりに

中国四国農政局は、農業と水産業を支えるための多様な施策を展開し、地域経済の発展に寄与しています。農産物の安全性の向上や、農業の振興、消費者への安心な供給を実現するために、組織全体で取り組んでいることが特徴です。この機関の活動は、地域の農業関係者や消費者に対して非常に重要な役割を果たしています。

もう一度検索