中学生の広場

『中学生の広場』は、1971年4月8日から1981年3月20日までの10年間、NHK教育テレビジョンで放送されていた中学生向けの学校放送番組です。教科は特別活動で、生徒会活動やクラブ活動、学校行事など、学校生活をより豊かにするための様々なテーマが取り上げられました。

放送時間は、毎週月曜日の14時20分から14時40分までの20分間でした。また、別の時間帯での再放送も行われていました。番組開始当初の初回放送のみ、木曜日の13時00分から13時20分に本放送を行い、月曜日の14時20分から14時40分に再放送を行うという形式でした。

番組の内容は、中学生が主体的に学校生活に関わるためのヒントとなるものでした。例えば、生徒会活動の運営方法や、クラブ活動の活性化、学校行事の企画運営など、具体的な事例を紹介しながら、中学生が自分たちの学校生活をより良くしていくためのアイデアを提供していました。

この番組は、当時の学校教育において、生徒の自主性や社会性を育む上で重要な役割を果たしました。また、テレビというメディアを通じて、全国の中学生が同じテーマについて考え、学びを深めることができるという点でも、大きな意義がありました。

番組終了後も、NHKのアーカイブスに映像が保存されており、過去の放送を振り返ることができます。当時の学校生活や中学生の関心事を垣間見ることができる貴重な資料として、現在でも教育関係者や研究者、そして番組を見ていた世代にとって、興味深い内容となっています。

外部リンクとして、NHK放送史のサイトに『中学生の広場』の番組情報が掲載されています。そこでは、番組の概要や放送内容、当時の時代背景などが詳しく紹介されています。

もう一度検索