中小企業診断協会

一般社団法人中小企業診断協会について

一般社団法人中小企業診断協会（ちゅうしょうきぎょうしんだんきょうかい）は、1954年に設立された、中小企業診断士の全国的な組織です。中小企業支援を目的とし、さまざまな活動を通じて中小企業の発展に寄与しています。2024年8月、同協会は10月1日より「日本中小企業診断士協会連合会」（略称「日診連」）へと名称を変更することを発表しました。

所在地

中小企業診断協会の事務所は、東京都中央区銀座1-14-11に位置する銀松ビルの5階にあります。この立地は、都内でのアクセスが良好で、協会としての活動に便利な環境です。

地方協会の設立

この団体は、2011年度以前には内部組織として各都道府県に「支部」を設置していましたが、公益法人制度改革に伴い、2012年度からは各都道府県の支部が独立した一般社団法人となりました。これにより、名称が都道府県名に基づく異なるもの（「中小企業診断士協会」や「中小企業診断協会」など）で新たに発足しました。特に東京都では、旧東京支部の支会が東京都中小企業診断士協会の支部として位置づけられています。なお、協会本体も2013年4月1日より一般社団法人へ移行しています。

会員構成

中小企業診断協会の会員は正会員と賛助会員に分かれています。正会員は以下の条件を満たす者に限られます：
1. 中小企業支援法に基づき中小企業診断士として登録された者
2. 中小企業診断士第2次試験に合格した者
3. 実務補習を修了した者
4. 養成課程を修了した者

賛助会員も存在し、こちらは特定の条件は設定されていないため、幅広く支援活動に参加できます。

登録と業務内容

中小企業診断士の登録は経済産業大臣によって行われており、協会への入会義務は法律上定められていません。この点が他の士業団体との大きな違いとなっています。しかし、協会は指定試験機関や登録実務補習機関、さらに理論政策更新研修機関として機能しており、これらのサービスは会員だけでなく、非会員にも提供されています。

診断実務に関する従事事業も行われており、このプログラムは会員と非会員で参加条件が異なる点も特徴的です。中小企業診断協会は、その専門性を生かして多くの中小企業の支援に努めています。

外部リンク

• - 一般社団法人中小企業診断協会
• - 東京都中小企業診断士協会
• - 東京都中小企業診断士協会城北支部
• - 東京都中小企業診断士協会城東支部
• - 東京都中小企業診断士協会城南支部
• - 東京都中小企業診断士協会城西支部

このように、中小企業診断協会は中小企業の支援を強化し、診断士の資質向上を目指して多岐にわたる活動に取り組んでいます。

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