中山陸

中山 陸（なかやま りく）

2001年1月22日に神奈川県横浜市で生まれた中山陸は、ヴァンフォーレ甲府に所属するプロサッカー選手です。主なポジションはミッドフィールダー。

経歴

神奈川県で育った中山選手は、FCカルパ、SC相模原ジュニアユースを経て、東海大学付属相模高等学校でサッカーを続けました。高校では2年生からレギュラーとしてチームを支え、全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会への出場に貢献するなど、その才能が注目されるようになります。

高校在学中の2018年5月には、ヴァンフォーレ甲府への加入内定が発表されました。その後、特別指定選手として日本サッカー協会から承認され、トップチームの一員としてJリーグ公式戦への出場機会を得ることになります。

プロ選手としての最初の公式戦出場は、2018年9月5日に行われたYBCルヴァンカップ準々決勝の第1戦、柏レイソル戦でした。このデビュー戦で、中山選手はプロ初ゴールという鮮烈な結果を残し、関係者やファンに強い印象を与えました。高校生ながらプロの舞台で即座に結果を出したことは、彼のポテンシャルの高さを証明する出来事となりました。

2019年からは正式にヴァンフォーレ甲府へ加入し、プロキャリアを本格的にスタートさせます。その後、選手としてさらなる成長機会を求め、2021年7月から同年12月にかけてカターレ富山へ育成型期限付き移籍を経験しました。富山での期間を経て、甲府へ戻っています。

2022年の夏、再び出場機会を求めて、8月23日にはJ3リーグの松本山雅FCへの育成型期限付き移籍が発表されました。松本では背番号6を背負い、チームの一員としてプレー。この期限付き移籍期間は2023年1月4日に満了を迎え、中山選手はヴァンフォーレ甲府に復帰しました。異なるクラブでの経験は、選手としての幅を広げる貴重な時間となりました。

所属クラブ

FCカルパ
SC相模原ジュニアユース
東海大学付属相模高等学校
2018年 ヴァンフォーレ甲府（特別指定選手）
2019年 - ヴァンフォーレ甲府
2021年7月 - 同年12月 カターレ富山（育成型期限付き移籍）
2022年8月 - 2023年1月 松本山雅FC（育成型期限付き移籍）

年代別日本代表

中山選手は、日本の年代別代表にも選ばれています。2018年にはU-17日本代表として「JENESYS2018日メコン U-17サッカー交流大会」に出場。2019年にはU-18日本代表に選ばれ、「U-19 International Tournament "Copa del Atlantico"」や「SBSカップ 国際ユースサッカー」など、国際的な舞台で経験を積みました。

現在、ヴァンフォーレ甲府で再びチームの一員としてプレーする中山陸選手。若くから多くの経験を積み、成長を続けるミッドフィールダーの今後の活躍が期待されています。

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2018年の個人成績は特別指定選手としての記録を含みます。

関連クラブ

ヴァンフォーレ甲府
カターレ富山
* 松本山雅FC

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