中山雄太

中山雄太選手のプロフィール

中山雄太（なかやま ゆうた）、1997年2月16日生まれ、茨城県龍ケ崎市出身のプロサッカー選手であり、現在はFC町田ゼルビアに所属しています。彼のポジションはディフェンダー、特にセンターバックやサイドバック、さらにはミッドフィールダーとしての役割も果たします。また、日本代表としても選ばれ、国際舞台でもその実力を発揮しています。

来歴

プロ入り前

中山選手は教員の家庭に育ち、小学校1年生の頃からサッカーを始めました。出発点は兄が所属していた北文間スポーツ少年団で、少女時代から本格的にサッカーを楽しむようになりました。その後、龍ケ崎市立愛宕中学校でサッカーを続け、中学2年生の時には茨城県トレセンにも選出されております。彼の才能が認められ、3年生時には柏レイソルの下部組織に加入しました。

下部組織においては幅広いポジションを経験し、高校2年生の時にはトップチームに2種登録されました。高校ではキャプテンを務め、プレミアリーグEASTにおいて歴史的な優勝を成し遂げました。

柏レイソルでのキャリア

2015年に柏レイソルのトップチームに昇格し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。初出場はAFCチャンピオンズリーグで、リーグ戦でも初出場を果たしました。特に2016年からはレギュラーとして活躍し、センターバックとしての地位を確立しました。彼のプレーは巧みなディフェンスと攻撃参加の両方を兼ね備えており、プロ初得点も記録しました。

2017年にはリーグ戦全30試合に出場し、特に注目されるベストヤングプレーヤー賞を受賞するなど、その才能が評価されました。

海外挑戦と移籍

2019年にはオランダのPECズヴォレに移籍し、そこで初の海外挑戦を果たしました。移籍後すぐに出場した試合で、初ゴールも決めるなど、期待以上の活躍を見せました。さらに2022年にはイングランドのハダースフィールド・タウンFCに移籍し、次なるステージでの挑戦が始まりましたが、怪我にも悩まされた期間がありました。2024年にはFC町田ゼルビアへの完全移籍が発表されています。

日本代表としての活躍

中山選手は各年代別の日本代表にも選ばれており、高い評価を得ています。特にU-19日本代表としてはAFC U-19選手権での優勝に貢献し、FIFA U-20ワールドカップにもメンバーとして参加しました。また、2022 FIFAワールドカップの日本代表にも選ばれましたが、怪我の影響で参加を断念しました。2023年には1年ぶりに代表復帰を果たし、次世代を担う選手としての可能性に注目が集まっています。

人物

中山選手はサッカー以外でも多才な面を持ち合わせています。小学生の頃にはピアノを習っており、文武両道の学生生活を過ごしました。英語力向上にも努め、プロとしての成長を続けています。彼のキャリアはサッカーだけでなく、様々な方面での成長を示しており、今後のさらなる活躍に期待が寄せられています。

もう一度検索