中山雄登

中山 雄登

中山雄登（なかやま ゆうと）は、1991年4月11日生まれの日本のプロサッカー選手で、主にミッドフィールダーとして活躍しています。広島県出身で、彼のキャリアは小学生時代の広島高陽FCで始まりました。地元の強豪チームでの経験は、彼の基礎を築く重要なステップとなりました。

サッカーキャリアの始まり

中山は、広島高陽FCからそのままサンフレッチェ広島ジュニアユースに進み、そこで多くの優れた選手たちと共にしっかりとした技術を磨いていきました。サンフレッチェ広島のユースに昇格後、彼は流通経済大学に進学し、ボランチや右サイドハーフとしてのスキルを向上させました。特にこの大学時代は、彼のプレースタイルを確立する重要な期間となりました。

Jリーグデビュー

2013年には、熊本のロアッソへの加入が決定し、2014年の開幕戦でJリーグデビューを果たします。初年度は、ゴールこそ挙げられませんでしたが、8アシストを記録するなど、攻撃の要としてチームに貢献しました。彼の左足から繰り出されるテクニックやラストパスは見逃せないものでした。

2015年シーズンにおいては、攻撃的MFやボランチとして引き続きチームの中心選手として活躍。しかし、スカウティングによってアシスト数が減少し、役割が変わってきました。守備においても、高い位置からのプレスを行うことでチームの成功に寄与しました。

進化するプレースタイル

2016年には、チームがより縦の速いサッカーを志向したことから、中山の持ち味である中盤でのポゼッションプレーは減少しましたが、それでも彼は渋谷監督の元で常に主力選手として残り続けました。2019年シーズンも多くの試合に出場し、チームに貢献しましたが、12月には契約が満了し、次なるステップを模索することとなります。

新たな挑戦

2020年1月、彼はザスパクサツ群馬に新たに加入し、新しいチームでの活躍を目指しました。群馬では、経験豊富な選手として期待され、チームの戦術において重要な役割を果たすことが求められました。2022年のシーズン終了後、再び新たな挑戦として2023年シーズンからCriacao Shinjukuに加入することが発表され、さらなる成長と成功が期待されます。

個人成績と代表歴

中山は、熊本県サッカー選手権大会にも出場し、2019年には1試合に出場しました。また彼のJリーグ初出場は2014年3月2日のアビスパ福岡戦であり、初ゴールは2018年の愛媛FC戦でした。さらに、彼は2011年度のデンソーカップチャレンジ関東選抜Bにも選ばれた経験を持っています。彼のキャリアは、これからも新たな挑戦と成長が続くことでしょう。

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