中島久之

中島 久之（なかじま ひさゆき）は、1952年9月15日に東京都で生まれた日本の俳優です。身長171cm、体重61kg、血液型はAB型であり、有限会社オールウエイズに所属しています。彼は立教大学社会学部を卒業後、演技の道を歩み始めました。

中島は大学在学中の1972年に劇団雲に参加し、12月には同劇団の公演『一寸先は闇』で初舞台を踏みました。1973年に映画『さえてるやつら』でデビューを果たし、1975年に劇団を退団してからはテレビドラマ、映画、舞台で幅広く活動しています。特に大河ドラマや大映ドラマでの活躍が目立ち、クールでインテリな二枚目のキャラクターとして多くのファンを魅了しました。

私生活では、約30年以上にわたり、テレビや映画のスクリプターとして活躍した妻と共に暮らしており、2011年には東京都中野区に果物店「Sakurayama果房」をオープンしました。彼は、このお店でドラマや舞台の仕事がない時には、販売や配達業務を手伝っています。

中島は数々のテレビドラマに出演し、特にNHKの大河ドラマには多くの作品で重要な役を演じています。その中には、1973年の『国盗り物語』での森蘭丸役や、1976年の『風と雲と虹と』の藤原為憲役、1979年の『草燃える』の北条泰時役などがあります。彼の表現力豊かな演技は、この時期に彼を一躍スターダムにのし上げました。

また、彼は『赤い衝撃』や『太陽にほえろ!』、『水戸黄門』、『暴れん坊将軍』などの人気ドラマにも数多く出演しており、これらの作品を通じて視聴者に深い印象を残しました。

映画にも目を向けると、初期の作品では『青春の蹉跌』や『潮騒』などがあり、さらに『女王蜂』では赤根崎嘉文役を演じるなどして、その演技力が映画界でも高く評価されました。

舞台でも活躍しており、代表作には『雁金屋草紙』や『放浪記』があり、近年では『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』などの作品にも出演しています。また、バラエティ番組にも登場し、俳優以外の一面をファンに見せることもあります。

中島久之は、精力的に俳優活動を続けながら、私生活でも充実した日々を送っていることで知られています。彼の幅広い演技力と多彩なキャリアは、多くの人々に愛され続けています。

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