中島修二

中島修二：日本代表を支えたフランカー

中島修二氏は、1965年7月8日生まれの山口県出身の元ラグビー選手である。主にフランカーとして活躍し、日本代表として11キャップを獲得した。

華麗なる大学時代とNECでの活躍

大津高校から明治大学へと進学した中島氏は、大学時代からその才能を遺憾なく発揮した。特に1985年度の全国大学ラグビーフットボール選手権大会では、慶應義塾大学との決勝戦で12-12の引き分けながらも優勝という結果に貢献。チームにとって4年ぶりの栄冠であり、中島氏の活躍が大きく勝利に貢献したことは言うまでもない。

大学卒業後は日本電気（現NECグリーンロケッツ）へ入社。社会人としてもその才能は開花し、チームの中心選手として活躍を続けた。

日本代表での活躍：スコットランド戦での活躍が光る

1989年5月28日、秩父宮ラグビー場で開催されたスコットランド戦で日本代表デビューを果たした中島氏。この試合で攻守両面において卓越した活躍を見せ、日本チームのスコットランド戦初勝利に大きく貢献した。当時監督を務めていた宿澤広朗氏からは、MVP級の活躍と称賛されたという逸話も残っている。

その後も不動の7番として、1991年のワールドカップにおけるスコットランド戦まで、日本代表として継続的に出場機会を得た。11キャップという数字は、日本ラグビー界における彼の貢献の大きさを示すものであり、多くのファンから記憶されている。

ラグビー一家

中島氏の息子である翼氏も、2013年から早稲田大学でラグビーをプレーしており、まさにラグビー一家と言える。父に続く道を歩む翼氏の活躍にも注目が集まっている。

まとめ

中島修二氏は、明治大学での全国大学選手権優勝、NECグリーンロケッツでの活躍、そして日本代表としてスコットランド戦での歴史的勝利に貢献するなど、日本のラグビー界に多大な貢献を果たした名選手である。彼の活躍は、多くのラグビーファンにとって忘れられない記憶として、今も語り継がれている。 11キャップという数字の背景には、彼の献身的な努力と並外れた才能が詰まっていると言えるだろう。息子の翼氏の活躍も加味し、中島家はまさにラグビー一家として、日本のラグビー界に大きな影響を与え続けている。

参考文献

大友信彦（編）『ザ・ワールドラグビー』新潮社、p.40 ISBN 4104627011
『ラグビー日本代表激闘の記憶』ベースボール・マガジン社、p.69 ISBN 9784583620497

外部リンク

* 2019 ALL FOR JAPAN TEAM

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