中島浩二の音楽で行こう

「中島浩二の音楽で行こう」は、KBCラジオで1998年4月から2004年9月まで、土曜日の12:00から17:30にかけて放送されていた人気のリクエスト番組です。この番組は、パーソナリティを務めた中島浩二氏の温かい人柄と、リスナーからのリクエストに応える選曲のセンスが魅力でした。

番組開始当初のパートナーは金星麗奈さんでしたが、2001年3月からは上野奈生さんが担当しました。中島浩二氏と女性パーソナリティとの軽快な掛け合いも、番組の人気の要素の一つでした。

さらに、沢田幸二氏や和田安生氏といったKBCラジオのベテランアナウンサーも、番組内のコーナーに登場し、バラエティ豊かな情報を提供していました。これらの個性的な出演者たちが、番組に深みと奥行きを与えていたと言えるでしょう。

プロ野球のシーズン中は、「KBCダイナミックホークス実況中継」を内包していたため、放送時間は一定ではありませんでした。野球中継が延長された場合など、番組の開始時間や終了時間が変更になることも頻繁にありました。しかし、そのようなイレギュラーな放送も、リスナーにとっては楽しみの一つであり、番組への期待感を高める要素となっていたのかもしれません。

また、競馬中継や、お笑いタレントのばってん少女隊が出演する「ばってんのふれあい天国」といったコーナーも内包しており、音楽リクエストだけでなく、様々なエンターテインメント要素が盛り込まれていました。これらのコーナーは、番組に多様性をもたらし、幅広いリスナー層を獲得するのに貢献しました。

「中島浩二の音楽で行こう」は、単なる音楽リクエスト番組ではなく、リスナーとの交流を大切にし、地域に根ざした情報を提供する、KBCラジオを代表する人気番組でした。番組終了後も、多くのリスナーから復活を望む声が上がっており、その人気ぶりを物語っています。

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