中川皓太

中川 皓太（なかがわ こうた）

基本情報

中川皓太は、1994年2月24日に大阪府富田林市で誕生したプロ野球選手です。ポジションは投手で、左投左打を特徴としています。彼は現在、読売ジャイアンツに所属しています。

経歴

プロ入り前

中川選手は富田林市立高辺台小学校でジュニア金剛に所属し、野球の基礎を身につけました。その後、富田林市立葛城中学校で富田林ブルーウェーブに参加し、更なる成長を遂げました。山陽高等学校では、県大会で準優勝を果たすも甲子園出場は叶いませんでした。ここでは、先輩に森原康平選手がおります。

そして東海大学に進学し、1年生の春からリーグ戦で活躍。4年次には第46回明治神宮野球大会でベスト4進出を果たすなど、彼の成績は非常に素晴らしいものでした。大学での通算成績は16勝1敗、防御率1.31と非常に安定していました。

巨人時代

2015年、ドラフト会議で読売ジャイアンツより7位指名を受け、11月には契約を結びました。背番号は91に決まりました。

2016年のシーズンは、一軍でのスタートを切りましたが、開幕直前に二軍に降格。その後、9月には一軍に上がり、横浜DeNAベイスターズ相手に初登板を果たします。この年は2試合の出場にとどまりましたが、ファームでの活躍により日本選手権に貢献しました。

2017年は18試合に登板し防御率4.32を記録。オフには年俸が720万円増加し、背番号が41に変更されました。

2018年はプロ初セーブを記録するなど成長を見せ、30試合に出場しました。シーズン中にはフォーム改造に取り組み、秋季キャンプでは阿部慎之助コーチからのアドバイスがありました。

2019年は中継ぎとして爆発的なパフォーマンスを見せ、自己最多の67試合に登板しました。さらに日本シリーズ進出にも貢献し、この年の年俸は3600万円増の5500万円となりました。

2020年も中継ぎとしての活躍が続く中、肝心なシーズンでの成績は2勝1敗6セーブという形で仕上げ、防御率も1.00という素晴らしい数値を残しました。

2021年は開幕から抑えとして登板し、東京オリンピックの日本代表にも選ばれましたがコンディション不良で出場が叶いませんでした。それでも、最終的には58試合に登板し、25ホールドを記録。年俸は9500万円に上昇しました。

2022年は腰痛に悩まされ、一軍での出場がありませんでしたが、2023年にはイースタン・リーグで活躍し、防御率0.00という好成績で支配下登録されました。新たに背番号41が復活しました。最終的に44試合に登板し、14セーブを挙げるもキャリアワーストの4敗を喫しました。年俸は1億円に増加し、期待される選手とされ続けています。

2024年には開幕一軍入りを果たしましたが、パフォーマンスの波があり、5月には膝の故障により登録抹消となりました。

プレースタイル

中川選手は、サイド気味のスリークォーターから最速151km/hのストレートを投げます。また、スライダーやツーシームを巧みに操り、時折チェンジアップやカーブも使います。彼の投球フォームは独特で、入団当初は岩瀬仁紀に似ているという評価を受けたこともあります。

最後に

中川皓太選手は、成長を続ける若手投手として、今後さらなる活躍が期待される選手です。彼の投球がどのように進化していくのか、目が離せません。

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