中川義章

中川義章の経歴

中川義章は、1955年2月に兵庫県で生まれました。東京大学工学部原子力工学科を卒業後、1978年4月に陸上自衛隊に入隊しました。同期には、後に第36代東部方面総監となる渡部悦和がいます。また、東京大学工学部では、後に第37代東北方面総監となる松村五郎が後輩にあたります。

自衛隊入隊後、中川はマサチューセッツ工科大学修士課程を修了し、世界平和研究所客員研究員も務めるなど、国際的な視野も持ち合わせています。

自衛隊でのキャリア

中川は、自衛隊において以下の様な役職を歴任しました。

1978年4月：陸上自衛隊入隊
1997年1月：1等陸佐に昇任
1998年7月1日：陸上幕僚監部人事部人事計画課制度班長
2000年12月1日：自衛隊帯広地方連絡部長
2002年3月22日：陸上幕僚監部人事部援護業務課長
2003年7月1日：陸将補に昇任
2004年3月29日：北部方面総監部幕僚副長
2005年12月5日：統合幕僚会議事務局第5幕僚室統合運用計画官
2006年3月27日：統合幕僚監部報道官
2007年7月3日：中部方面総監部幕僚長 兼伊丹駐屯地司令
2009年12月7日：陸将に昇任、第32代 第1師団長に就任
2011年4月27日：第6代 陸上自衛隊研究本部長に就任
2013年8月22日：退官

これらの役職を通して、中川は陸上自衛隊の運営、人事、広報、研究など多岐にわたる分野でその手腕を発揮しました。

特に、第1師団長としては、部隊の指揮を執り、陸上自衛隊研究本部長としては、防衛に関する研究を推進しました。

退官後

退官後の中川の活動は、公には多くは知られていません。

著書

『ポスト冷戦時代における軍事力の意義』世界平和研究所、1992年

この著書では、冷戦後の国際情勢における軍事力の役割について考察しています。

まとめ

中川義章は、東京大学工学部卒業という高い学歴を持ち、陸上自衛隊の要職を歴任した人物です。そのキャリアを通して、日本の防衛に大きく貢献しました。

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