中村公彦

中村公彦: 日本映画界の多才な映像作家

基本情報

中村公彦（なかむらきみひこ）は、1970年5月4日に青森県で生まれた日本の映画監督、脚本家、俳優です。特に監督業に携わる際には本名を使用し、俳優業では「サーモン鮭山」という芸名をよく用いています。

来歴

中村は東北大学を卒業した後、一年ほどサラリーマンとして働いた後、日本映画学校（現在の日本映画大学）に入学。映画学校在学中の1995年には、若手浪曲師をテーマにしたドキュメンタリー『うなってなんぼ』を監督し、小田急ケーブルテレビで放映されました。彼は1998年に俳優としてのキャリアを開始し、2003年から映画や特集上映のサイト制作などに取り組み始めました。

その後、2008年には、連続ドラマ『桜の木の下で…』のすべてのエピソードを脚本・監督し、スカパー！で放送されました。2010年には、歴史をテーマにしたバラエティ番組『光の偉人 陰の偉人―かくして電気の時代は始まった！ 〜エジソンとテスラ〜』を企画・共同演出し、NHK BS-hiに放送されました。その年に、オリジナル脚本『指先に咲いた花』が函館港イルミナシオン映画祭で準グランプリを受賞しました。

2014年には長編映画『恋のプロトタイプ』でデビューし、次いで短編映画『はじめての悪魔祓い』を手掛け、どちらの作品も劇場公開されました。2015年には、監督作品『101回目のベッド・イン』がMOOSIC LAB 2015で特別賞と女優賞を受賞しました。2017年には脚本作『2085年、恋愛消滅。』が特別賞を受賞し、2018年には『スモーキング・エイリアンズ』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭でワールドプレミアを果たしました。

また、2020年にはオムニバス作品『おっさんずぶるーす』の企画・プロデュースを行い、クラウドファンディングを通じて資金を集め、製作に繋げました。この作品は湯布院映画祭でワールドプレミアを行い、2022年に劇場公開されました。

主な作品

映画（長編）

• - 青春H 恋のプロトタイプ（2014年）
• - EIKEN BOOGIE 〜涙のリターンマッチ〜（2015年）
• - 101回目のベッド・イン（2015年）
• - 2085年、恋愛消滅。（2016年）
• - スモーキング・エイリアンズ（2018年）

映画（短編）

• - うなってなんぼ （1995年）
• - はじめての悪魔祓い （2014年）
• - カリスマハウス （2020年）

テレビドラマ

• - 桜の木の下で…（2008年）
• - 光の偉人 陰の偉人 （2010年）

主な出演作品

中村はサーモン鮭山名義で様々な映画やVシネマに出演しており、特に2005年の『妖怪大戦争』では妖怪塗仏役を務めました。

まとめ

中村公彦の独自の視点やアイデアは、多くの映画やドラマに新しい風をもたらしています。彼の作品は、出来事の裏側や人間関係の複雑さを探求し、多くの視聴者に感動を与えています。今後の活動も楽しみでなりません。

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