中林正一

中林 正一（なかばやし まさかず）

中林 正一氏は、1979年3月7日に京都府で生まれました。日本のラグビー界において、選手そして指導者としてそのキャリアを築いています。

選手としての軌跡

ラグビーとの出会いは、地元の強豪校である花園高校でした。高校卒業後、1997年に立命館大学へ進学。大学ラグビーの舞台で頭角を現しました。大学でのポジションはフッカー（HO）。スクラムの中核を担う役割を果たしました。

大学を卒業した2001年、中林氏はジャパンラグビートップリーグに参戦していたヤマハ発動機ジュビロへ入団しました。身長178cm、体重103kgという体格を活かし、フィジカルコンタクトの激しいポジションで持ち味を発揮しました。ヤマハ発動機の一員としてプレーする傍ら、日本代表にも選出され、国際試合でプレーする機会を得ました。日本代表としては通算4つのキャップを獲得するなど、国の代表として活躍しました。代表での経験は、その後のキャリアにおいて貴重な財産となりました。

選手として精力的に活動を続けた後、中林氏は2007年に現役から退くことを選択しました。

指導者への転身

選手生活に終止符を打った中林氏は、指導者の道へと進みました。現役引退と同じ2007年、母校である立命館大学ラグビー部のヘッドコーチに就任。チーム強化と選手育成に携わりました。ヘッドコーチを務めること4年、2011年には同ラグビー部の監督に昇格しました。監督として、チーム全体のマネジメントや采配を担う責任者となりました。

2016年時点において、中林氏は立命館大学ラグビー部の監督として、学生たちの指導にあたっています。選手として培った経験と、指導者としての手腕を発揮し、チームの発展に貢献しています。京都で育ち、日本代表としても活躍した中林氏は、現在もラグビー界の発展のために尽力しています。

もう一度検索