中津川市子ども科学館

中津川子ども科学館

中津川子ども科学館（なかつがわこどもかがくかん）は、岐阜県中津川市にある科学をテーマとした教育施設です。1992年5月3日に開館し、以来地域の子どもたちに楽しい学びの場を提供してきました。

この科学館は、子ども向けに設計された多様な展示や体験コーナーを備えており、科学の不思議を身近に感じてもらえるよう工夫されています。施設は2階建てとなっており、地上階と2階で異なるテーマに分かれた展示が行われています。

1階の展示

力の科学

力の科学コーナーでは、力の概念や作用に関する実験や展示が行われており、訪れた子どもたちは自らの力で様々な現象を体験することができます。

光と影の科学

光の性質や影の世界に迫るコンテンツも充実。見えない光やレンズの働きについて、楽しみながら学べます。

電気の科学

電気に関する展示では、コンセプトを基にしたインタラクティブな実験が用意されており、電気の流れや回路について理解を深めることができます。

ロボットコーナー

ロボットコーナーでは、子どもたちがロボットの仕組みを学び、簡単なプログラミングに挑戦することができます。

工作室

工作室では、手を使った創造的な活動が可能で、様々な工作を通じて科学の原理を実践的に学ぶことができます。

図書室

多くの科学関連の本や資料が揃った図書室もあり、子どもたちが科学に関する知識を深められる環境が整っています。

末松安晴博士顕彰展示室

地元出身の科学者末松安晴博士の業績を称える展示室があり、彼の研究や成果を紹介しています。

光ファイバー通信の実験装置

世界初の光ファイバー通信の公開実験装置のレプリカが設置されており、最先端技術に触れることができます。

2階の展示

音の科学

音に関連する展示があり、音の波や音楽の仕組みについて学ぶことができます。ここでもインタラクティブな体験が豊富です。

プレイテーブル

子どもたちが自由に遊べるプレイテーブルがあり、楽しみながら科学に親しむことができるスペースとなっています。

多目的ホール

このホールでは様々なイベントやワークショップが定期的に開催され、科学に関するさまざまな講演や体験が行われています。

ミニプラネタリウム

星空の世界を楽しむことができるミニプラネタリウムがあり、宇宙に興味を持つ子どもたちには特に人気です。

防災コーナー

防災について学ぶためのコーナーがあり、地震や災害に対する備えや知識を身につけることができる重要なエリアです。

利用案内

開館時間： 9:30～17:00
休館日： 毎週月曜日（祝日の場合、翌日）及び年末年始（12月27日～1月5日）
* 入館料金： 大人330円、中学生以下は無料

中津川市内の他の博物館との共通年間パスポートもあり、地域の文化や歴史を学ぶ良い機会です。

交通アクセス

JR中央本線の中津川駅からは徒歩約20分、中央自動車道の中津川ICからは車で約10分の距離にあります。周囲には親しみやすい自然環境も広がっており、科学館を訪れた際にはぜひ周囲の散策も楽しんでください。

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