中芸広域連合

中芸広域連合の概要

中芸広域連合（ちゅうげいこういきれんごう）は、高知県安芸郡に属する安田町、田野町、奈半利町、北川村、馬路村の5町村から成る広域連合です。この連合体は地域の特性を生かしながら、住民により良いサービスを提供することを目的としています。

沿革

中芸広域連合の歴史は1970年に始まります。まず、中芸消防組合が設立され、地域の消防活動が強化されました。翌年には少年育成センターが設立され、子どもたちの健全な育成が支援されることになりました。1974年には中芸衛生組合も立ち上げられ、衛生管理が図られるようになりました。

1998年には中芸広域連合が正式に発足し、その後もさまざまな事業が展開されます。2000年度からは介護認定事務が始まり、2001年には中芸広域体育館が開設されました。2003年には介護保険制度の運営が開始され、地域の高齢者福祉に貢献しています。

2008年には火葬場が開設され、2009年には母子保健や障害者支援に関する事業が町村から移管されました。2010年には旧・魚梁瀬森林鉄道関連の業務が連合に移され、地域活性化に向けた努力が続いています。

さらに、2015年には消防本部や消防署が新築移転し、地域の防災体制の強化が図られました。

事業内容

中芸広域連合では、消防や救急に関する業務を中心に、さまざまな公的サービスが提供されています。具体的には以下のような業務があります。

• - 消防及び救急業務
• - し尿処理業務
• - 少年の健全育成指導
• - 中芸広域体育館の管理・運営
• - 介護保険制度関連業務
• - ごみ処理施設の管理
• - 火葬場の管理
• - 保健福祉業務
• - 観光振興活動
• - 企業立地に関する支援
• - 全国健康福祉祭けんこう大会におけるスポーツ交流団体準備

これにより、中芸広域連合は地域住民の生活向上と安全を支える重要な役割を担っています。

消防本部と主力機械

中芸広域連合の消防本部は、地域の安全確保を目的に、各種機材を保有しています。ここでは、2018年4月1日現在の主力機械をご紹介します。

• - 消防ポンプ自動車: 3台
• - 積載車: 2台
• - 水槽車: 1台
• - 救助工作車: 1台
• - 高規格救急自動車: 3台
• - 司令車: 1台
• - 広報車: 1台
• - 二輪車: 2台

合計で14台の車両を整備し、地域の火災や事故に迅速に対応できる体制を整えています。

組織構成

中芸広域連合は、複数の係に分かれています。具体的には、総務係、予防係、警防係、救急係で構成されており、各係が専門的な業務を遂行して地域住民の安全と安心を支えるために努力しています。

中芸広域連合は、地域の特性を活かした多様なサービスを提供し、住民一人一人の生活を豊かにするために日々尽力しています。

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