中路重之

中路重之

中路重之（なかじ しげゆき、1951年7月21日 - ）は、日本の医師であり、医学者として多岐にわたる分野で研究活動を行っています。特に、癌の疫学、スポーツ医学、公衆栄養学を専門とし、その知識と経験を活かして、地域社会の健康増進に大きく貢献しています。現在は、弘前大学大学院医学研究科特任教授、青森県医師会健やか力推進センター・センター長、青森県総合健診センター・理事長という要職を兼務し、多忙な日々を送っています。

略歴

中路重之は1951年、長崎県諫早市に生まれました。1970年に長崎県立諫早高等学校を卒業後、医学の道を志し、1979年に弘前大学医学部を卒業しました。その後、1983年には弘前大学大学院医学研究科（公衆衛生学）を修了し、医学博士の学位を取得しました。博士号取得後は、弘前大学医学部内科学第一講座に入局し、医師としてのキャリアをスタートさせました。

1989年からは、弘前大学医学部衛生学講座にて助手として勤務し、1990年には同講座の講師に昇任しました。1999年には助教授となり、2004年には教授に就任しました。2005年からは、弘前大学医学部社会医学講座の教授として、社会医学分野の研究・教育に携わりました。2012年には、弘前大学大学院医学研究科長兼医学部長に就任し、大学運営にも貢献しました。2017年からは、弘前大学大学院医学研究科特任教授として、現在も研究活動を続けています。

研究分野

中路重之は、癌の疫学、スポーツ医学、公衆栄養学を専門としています。癌の疫学研究では、地域における癌の発生状況やリスク要因を分析し、予防対策の立案に貢献しています。スポーツ医学の分野では、運動が健康に与える影響や、スポーツ選手の健康管理に関する研究を行っています。公衆栄養学においては、食生活と健康の関係を明らかにし、健康的な食生活の普及に努めています。

所属学会

中路重之は、日本民族衛生学会をはじめとする、多数の学会に所属しています。学会活動を通じて、最新の研究成果を共有し、研究者間の交流を深めています。

社会貢献

中路重之は、研究活動に加えて、地域社会への貢献も積極的に行っています。青森県医師会健やか力推進センター・センター長として、県民の健康増進のための様々な事業を企画・実施しています。また、青森県総合健診センター・理事長として、県民の健康診断の質の向上に努めています。

外部リンク

中路重之 - researchmap

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