串田誠一

串田 誠一のプロフィール

串田誠一（くしだ せいいち、1958年6月20日生まれ）は、日本の政治家、弁護士、小説家、推理作家、漫画原作者として幅広く活躍している。日本維新の会に所属する参議院議員であり、過去には衆議院議員も務めた。東京都大田区に生まれ、東京都立大崎高等学校を卒業後、法政大学法学部法律学科で学び、司法試験に合格後には弁護士として活動開始。これに加え、法政大学大学院の教授としても教壇に立つ時期があった。

経歴

彼は推理小説の執筆を行い、「三塚 蘭」というペンネームで漫画『OUT LAW』の原作を担当したことでも知られている。2003年に神奈川県議選に民主党公認で立候補したが、落選。その後、2016年にはおおさか維新の会公認で参議院議員に立候補したが、再び落選。2017年、神奈川6区から日本維新の会公認で衆議院議員選挙に出馬。候補者中3位となりながらも、比例代表において復活当選を果たした。以降も選挙に挑戦するが、2021年の選挙では再び落選してしまう。

政策・活動について

串田氏の政治的立場は多岐にわたる。憲法改正について賛成の意向を示しており、主に憲法改正手続きや国民の権利・義務、地方自治の分野の改正が必要だと考えている。また、経済政策については消費税10％には反対であり、アベノミクスには批判的な立場をとる。教育に関しては、幼稚園から大学までの教育無償化を提唱しており、財政出動を景気対策として行うべきだと主張している。

安全保障関連法については支持を表明し、共謀罪法についても評価している一方で、森友学園や加計学園の問題への対応については否定的な見解を持っている。加えて、個人のプライバシーや権利に関する制約に対しては反対し、外国人労働者の受け入れや原発の再開には慎重な考えを持っている。

プライベートと趣味

小中高の学校生活では体操部に所属し、独自の趣味として推理小説の執筆を続けている。禁煙運動にも積極的で、神奈川での受動喫煙防止活動に関与する会議のメンバーとして存在感を示している。

不祥事や批判

弁護士時代には高額報酬に関する問題があり、日本弁護士連合会から戒告処分を受けたことがある。しかし、その後の政治活動においては、多様な議題に対して立場を明確にし、特に動物愛護に関する政策推進にも注力している。

著作物

串田は著書として推理小説を複数発表しており、特に「弁護士・響大介」シリーズが有名である。また『OUT LAW』などの原作も手掛け、文筆活動も行っている。

結び

串田誠一は、政治家としての活動だけでなく、作家や弁護士としても多方面に影響を与えている人物である。その政策や考え方は多様であり、政治の変革に向けて自身のビジョンを持ちながら、社会に貢献しようとしている。今後の動きにも注目が集まる。

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