丸山記念総合病院

丸山記念総合病院

丸山記念総合病院は、埼玉県さいたま市岩槻区に位置する医療機関です。この病院は、1896年に開院された丸山医院を起源としており、長い歴史を持つ医療機関です。1978年には総合病院としての認可を受け、その後、医療法人慈正会に運営が移りました。現在では、内科や外科をはじめ、数多くの専門診療科が設置され、地域の医療を支えています。

沿革

• - 1896年（明治29年）12月：丸山醫院を開設
• - 1951年（昭和26年）10月1日：医療法人として承認され、「医療法人丸山病院」に改称
• - 1978年（昭和53年）2月22日：病院が総合病院として認可され、「総合病院 丸山病院」へ名称変更
• - 1981年（昭和56年）7月：法人名を「医療法人 丸山記念総合病院」に改定
• - 1988年（昭和63年）6月20日：法人名を「医療法人 慈正会」に変更

この病院の歴史は長く、地域の医療サービスの確立に貢献してきました。様々な制度や法律のもとで運営が行われ、数十年にわたる変遷を経てきたことがわかります。

診療科

丸山記念総合病院では、多岐にわたる診療科が設けられており、患者のニーズに応える体制が整っています。具体的には、以下の診療科があります。

• - 内科
• - 外科／消化器科
• - 脳神経外科
• - 産科／婦人科
• - 耳鼻咽喉科
• - 歯科・歯科口腔外科
• - 整形外科
• - 皮膚科
• - 小児科
• - 形成外科
• - 泌尿器科
• - 眼科
• - 麻酔科
• - リハビリテーション科

これらの診療科は、患者が求める医療体制を確立するために不可欠なもので、地域住民の健康に寄与しています。

医療機関の指定

丸山記念総合病院は、様々な指定を受けた医療機関でもあります。以下にその代表的なものを示します。

• - 保険医療機関
• - 救急告示医療機関
• - 労災保険指定医療機関
• - 精神保健指定医の配置医療機関
• - 生活保護法指定医療機関
• - 母体保護法指定医の配置医療機関

このような指定を受けていることで、様々な状況にある患者に対して柔軟に対応できる体制が整っています。

その他の情報

丸山記念総合病院には241床があり、そのうち115床は差額ベッドとして運営されています。そのため、差額室料が発生するケースがあります。

また、元歌手の安室奈美恵さんがここで出産したことでも知られており、彼女の当時の夫で産婦人科医の丸山正義が病院の創立メンバーの一人で、理事長を務めていました。現在の理事長である正董氏は、彼の実弟です。さらに、政治家として活躍した古川俊治氏の父親が名誉院長を務めていたこともあり、こうした多様なつながりが病院の歴史にはあります。

アクセス

丸山記念総合病院へのアクセスは、東武野田線の岩槻駅から徒歩約10分と便利です。また、岩槻駅からはさいたま市のコミュニティバスや乗合タクシーも利用可能で、「丸山記念総合病院」停留所で下車することができます。

このように、丸山記念総合病院は地域に根ざした医療サービスを提供し続けており、多くの患者から信頼される医療機関となっています。

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