丸岡満

丸岡 満

丸岡満（まるおか みつる、1996年1月6日 - ）は、徳島県徳島市出身のプロサッカー選手であり、ポジションはミッドフィールダーです。彼の弟もプロサッカー選手の丸岡悟であり、兄弟揃ってサッカー界で奮闘しています。プロ入り以前から彼のサッカー人生は注目されており、特にKリーグでの活躍が知られています。

プロ入り前の経歴

兄の影響を受けて早い段階からサッカーを始めた丸岡は、小学校時代には川内北SSSに在籍。その後、川内中学校では3年生のときにキャプテンとしてチームを引っ張り、全国中学校サッカー大会において8強に進出するなど、その才能を示しました。中学卒業後、彼は地元徳島を離れ、セレッソ大阪U-18に加入。2011年からは日本代表の各年代でプレーする機会を得ると共に、育成サポート組織の支援を受けてヨーロッパでの遠征にも参加しました。この経験が、彼のその後のキャリアに大きな影響を与えています。

特に2013年8月のボルシア・ドルトムントU-19との試合では、勝利を収めるとともに、当時の監督クロップや関係者から高評価を得ることができました。

ボルシア・ドルトムントでの挑戦

プロキャリアの初期に、丸岡は2014年1月6日、18歳の誕生日にボルシア・ドルトムントへの期限付き移籍が決定しました。契約には買取オプションが付いており、その後の約1年半の間に3部リーグのU-23チームでプレーしてからトップチーム入りを目指すことになりました。2014年9月20日、ブンデスリーガの1.FSVマインツ05戦でトップチームデビューを果たすと、プロとしてのステップを着実に踏み出しました。また、小麦アレルギーを抱えていた彼は、常に炊飯器を持参し、自身でおにぎりを作るというユニークな食事スタイルを持っています。

セレッソ大阪への復帰

その後、2015年にはセレッソ大阪に復帰し、その年のJリーグで初出場を果たします。2016年5月には、J3リーグで初得点を挙げ、彼のプロとしての成長が確実になった瞬間でした。2017年にはV・ファーレン長崎へ期限付き移籍し、同年8月の京都戦では移籍後初得点を記録しました。

その後、レノファ山口FCへの期限付き移籍を経て、再度セレッソ大阪に復帰するものの、2019シーズンはトップチームでの出場の機会が少なく、2020年1月に契約満了となります。

海外での挑戦

2020年7月、タイのBGパトゥム・ユナイテッドFCに加入しますが、2021年4月には退団します。2022年2月にはKリーグ2の金浦FCへ加入、その後、同年7月にはインドネシア・リーガ1のRANSヌサンタラFCとの契約を結びます。そして2024年6月には同リーグのバリ・ユナイテッドFCへの加入が発表されるなど、国際舞台でも活動を続けています。

所属クラブ

• - ユース経歴

- 2003年 - 2007年：川内北SSS
- 2008年 - 2010年：徳島市立川内中学校
- 2011年 - 2013年：セレッソ大阪U-18（興國高等学校）

• - プロ経歴

- 2014年 - 2019年：セレッソ大阪
- 2014年1月 - 2015年12月：ボルシア・ドルトムント（期限付き移籍）
- 2017年7月 - 同年12月：V・ファーレン長崎（期限付き移籍）
- 2018年：レノファ山口FC（期限付き移籍）
- 2020年7月 - 2021年4月：BGパトゥム・ユナイテッドFC
- 2022年2月 - 2022年6月：金浦FC
- 2022年7月 - 2024年6月：RANSヌサンタラFC
- 2024年7月 - ：バリ・ユナイテッドFC

丸岡満は数多くの経験を経て、今後どのようなプレーを見せるのか、彼のキャリアから目が離せません。

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