『
延喜式』神名帳に記載された
丹波国の神社(式内社)の一覧です。この一覧は、神名帳に記載された神社だけでなく、その論社も含まれています。
式内社とは
式内社とは、『
延喜式』の巻九と巻十にある「神名帳」に記載されている神社のことです。神名帳には、全国の神社が格付けとともに記載されており、式内社は当時の朝廷から重要な神社として認識されていたことを示しています。
丹波国には、以下の神社が式内社として記録されています。
大社: 5座4社
小社: 66座65社
合計: 71座69社
式外社とは
式外社とは、『
延喜式』神名帳には記載されていないものの、神名帳が編纂された当時に存在していた神社のことです。これらの神社は、式内社ほど朝廷から重視されていなかった可能性がありますが、地域の人々にとっては重要な存在であったと考えられます。式外社についての情報は、資料が少なく、詳細が不明なものも多く存在します。
参考文献
この一覧を作成するにあたり、以下の文献を参考にしました。
皇典講究所・全国神職会校訂『
延喜式 上巻』(大岡山書店、昭和4年) - 国立国会図書館デジタルコレクション
『
延喜式 第2』(日本古典全集刊行会、昭和4年) - 国立国会図書館デジタルコレクション
外部リンク
丹波国 式内社71座 - 國學院大學21世紀COEプログラム「神道・神社史料集成」
この一覧は、
丹波国の歴史と文化を理解する上で重要な手がかりとなります。神社に興味のある方や、歴史を研究する方にとって、貴重な資料となるでしょう。