久住辰也

久住辰也：才能あふれるウイング

久住辰也選手は、1981年3月20日大阪府生まれのラグビー選手です。身長180cm、体重82kgの恵まれた体格と、卓越したスピードを武器に、主にウィングとして活躍しました。

輝かしい経歴

ラグビーを始めたのは中学1年生の時。関西創価高校時代には高校日本代表に選出されるなど、早くからその才能を認められていました。大阪体育大学へ進学すると、関西リーグで屈指のトライゲッターとして名を馳せました。

大学卒業後の2003年には、トップリーグのトヨタ自動車ヴェルブリッツに入団。リーグ屈指の強豪チームで、その才能をさらに開花させました。2006年にはリーグ戦で8トライを挙げる活躍を見せ、チームの勝利に大きく貢献しました。持ち前のスピードと体格を活かした力強い突破は、相手チームにとって大きな脅威でした。しかしながら、度重なる故障にも悩まされ、日本代表への選出は、ワールドカップ直前の代替選出という形で実現しました。

2013年にトヨタ自動車ヴェルブリッツを退団した後も、ラグビーへの情熱を燃やし続け、豊田通商BLUE WINGのクラブチームである豊田通商RED WINGでプレーを続けています。

日本代表としての活躍

日本代表としてのキャップ数は3（2015年11月現在）。ワールドカップ直前の代替選出という状況下で代表入りを果たした経験は、彼のキャリアの中でも特筆すべき出来事です。限られた機会ではありましたが、代表チームの一員として、国際舞台で日本のために戦うという夢を実現しました。

まとめ

久住辰也選手は、高校時代から才能を発揮し、大学、トップリーグと活躍を続け、日本代表のユニフォームも着用した実力者です。スピードとパワーを兼ね備えた彼のプレーは、多くのファンを魅了しました。故障に苦しんだ時期もありましたが、クラブチームで現役を続ける彼の姿には、ラグビーへの揺るぎない情熱が感じられます。今後も、彼の活躍から目が離せません。

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