久保田民絵

久保田 民絵 (くぼた たみえ)

久保田民絵（1945年10月1日生まれ）は、日本の女優および声優であり、群馬県出身です。彼女の旧芸名は久保田民栄で、所属事務所はフクダ&Co.です。演技だけでなく声優としても活動を展開しており、多岐にわたる作品に出演しています。

生い立ちと経歴

彼女は明和学園短期大学の家政科を卒業後、1998年には文化庁の在外研修生としてニューヨークとロンドンで演技についての研修を受けました。その後、劇団「雲」や「欅」、そして「昴」に在籍しながら演技の技術を磨きました。2017年まで劇団昴に在籍した後、フクダ&Co.に所属し活動を続けています。舞台に出演する傍ら、声優業も行い、特に1999年からハラダ製茶のCMに出演して知名度を上げました。

趣味

趣味としてはヨガを楽しみ、英語にも興味を持ち、英検2級を取得しています。

主な出演作品

テレビドラマ

久保田民絵は、数多くのテレビドラマでの活躍が目立ちます。彼女の代表作には、1969年の『幽霊が呼んでいる』や、1970年の『男一番!タメゴロー』、1972年の『特別機動捜査隊』のエピソードなど、多様な役柄を演じてきました。1975年の『劇場裸の銃を持つ男PART33 1/2 最後の侮辱』でも忘れられない存在感を発揮しました。

映画

映画の分野でも活躍しており、1998年の『卓球温泉』や、2008年の『審理』に出演。様々な映画において印象深いキャラクターを演じています。

舞台

舞台での発表も豊富で、1984年の『チャリング・クロス街84番地』を皮切りに、さまざまな作品に出演しています。特に『怒りの葡萄』や『海は深く青く』などの作品でその存在感を際立たせました。

声優業

声優としては、多数のアニメや劇場アニメに参加しています。特に名探偵コナンや、おジャ魔女どれみ、銀の匙 Silver Spoonなどで活躍し、たくさんのキャラクターを演じました。彼女の声は多くの作品で親しまれており、観客に深い印象を与えています。

受賞歴

久保田民絵はその演技力を評価され、多くの賞を受賞しています。特に第49回紀伊國屋演劇賞個人賞は、彼女の俳優としての才能を証明する重要な受賞です。

総括

久保田民絵は、その幅広い演技力と多様なキャリアを持つ女優であり、声優業界でも広く知られています。舞台、映画、アニメと多岐にわたる活躍を続ける彼女は、日本のエンターテインメント界において大きな存在感を持つアーティストです。

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