久保雅

久保雅のキャリア

久保雅（くぼ みやび、1982年11月23日生まれ）は、日本における女子バレーボールの元選手であり、多くのファンに愛された存在です。宮崎県都城市を出身とし、彼女のバレーボール人生は2001年にJTマーヴェラスに入団したことから始まりました。この時、彼女は若干18歳という若さでプロの舞台に立つこととなります。

入団からの挑戦

入団当初から故障に悩まされた久保は、最高のパフォーマンスを発揮できる環境を失いがちでした。しかし、彼女はその状況を逆境と捉え、チームのムードメーカーやスーパーサブとしての役割を果たし、チームを支え続けました。特に劣勢時に途中出場して結果を残す姿は、チームメイトからも高く評価され、徐々に信頼を勝ち取っていきます。

Vリーグでの活躍

久保は2004年の第10回Vリーグにおいて、NECレッドロケッツ戦やシーガルズ戦で途中出場し、重要な役割を果たしました。翌日には日立佐和リヴァーレとの試合で初めてスタメン入りも果たし、このシーズンを通してレギュラーとして定着しました。しかし、第11回Vリーグでは高木理江選手の台頭により出場機会が減少してしまいます。

その後の第12回Vリーグでは、新しい監督のもとで安定したベンチ入りを果たし、近畿総合選手権ではゲームキャプテンを任されたこともありました。06-07V・プレミアリーグでは肩の故障に悩まされつつも、重要な試合でスーパーサブとしてチームを準優勝に導く活躍を見せました。

復帰と成長

2007-08V・プレミアリーグでは再び故障に見舞われながらも、2008年には1年ぶりの復帰を果たし、シーズン後を通じての活躍が見られました。特に誕生日の11月23日に行われた新潟大会では、決定率70%以上という素晴らしい成績を残し、自信を得ることができました。

また、2009年5月には第58回黒鷲旗の準々決勝でチームメイトとともにスピード感あふれるプレーを見せ、存在感を再びアピールしました。

最後のシーズンと引退後の道

その後、2010年にはJTマーヴェラスを退団し、2012年からは日本大学女子バレーボール部のコーチとして新たな道を歩み始めます。また、GSS東京サンビームズにもコーチとして関わるようになり、指導者としての経験を積んでいます。

所属チームと背番号

• - 有水小学校
• - 有水中学校
• - 宮崎県立都城商業高等学校
• - JTマーヴェラス（2001-2010年）

- 背番号：16（2001-2004年）
- 背番号：13（2005-2006年）
- 背番号：4（2007-2010年）

久保の選手としてのキャリアは様々な試練を経て、多くの人々に影響を与えました。彼女のバレーボールに対する情熱や努力は、指導者としても引き続き受け継がれていることでしょう。

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