久保飛翔

久保飛翔（くぼつばさ）



久保飛翔は、1993年11月10日生まれで、愛媛県松山市を故郷とする元サッカー選手です。彼のポジションはディフェンダー（CB）であり、現役時代には多くの経験を生かしてプレーしていました。

来歴



久保は幼少期からスポーツに親しんでおり、最初は剣道を習っていました。彼がサッカーに目覚めたのは、日韓ワールドカップを観戦したことがきっかけでした。その後、小学校2年生からサッカーを始め、初めはフォワードとしてプレーしていました。しかし、中学3年生の際にチームの事情によりディフェンダーにコンバートされ、以降このポジションでのプレーが続きました。

済美高校に進学すると、久保は本格的にディフェンダーとしての道を歩み始めます。高校ではキャプテンを務め、藤本佳希選手と共にチームを高校選手権史上初のベスト16に導くなどの成果を収めました。彼自身もその活躍により優秀選手として表彰されました。高校卒業後、彼は慶應義塾大学に進学し、サッカーを続けました。

大学時代、久保はスランプやけがに悩むこともありましたが、徐々にピッチでの出場機会を増やし、主力選手として活躍するようになります。最終学年ではキャプテンとしてチームを引っ張り、同期の端山豪選手と共に強いチームを築きました。

2016年にファジアーノ岡山に入団し、プロの世界に足を踏み入れます。高校時代の同僚である藤本佳希選手と再びチームメイトとなり、心強い関係を築きました。しかし、ルーキーイヤーは思うようにはいかず、同じポジションの選手にけが人が続出し、久保も練習中に右第5中足骨骨折という大ケガを負ってしまいました。そのため、シーズンのほとんどをベンチで過ごすことになりました。

この怪我は彼のキャリアにとっても大きな影響を与えるもので、復帰を目指す苦しい時期が続きましたが、なかなか出場機会を得ることができず、彼のプロ生活は様々な試練にさらされました。2018年12月、久保は現役引退を発表し、サッカー選手としての道を閉じました。

所属クラブ


  • - 帝人SS
  • - 愛媛FCジュニアユース
  • - 済美高等学校（2009年 - 2012年）
  • - 慶應義塾大学（2012年 - 2016年）
  • - ファジアーノ岡山FC（2016年 - 2018年）

個人成績


  • - 代表・選抜歴
- 2013、14年度デンソーカップチャレンジ関東選抜A

リンク



このように、久保飛翔は多くの経験を積み、サッカー界での足跡を残した選手でした。

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