久喜市民プール

久喜市民プールについて

久喜市民プールは、1990年に埼玉県久喜市江面地区にてオープンしました。このプールは久喜市が設立し、運営している公共の施設として、地域住民や訪れる人々に親しまれてきました。久喜市の総合運動公園内に位置しており、屋外プールとして多様な楽しみ方ができる設計となっていました。

設備の概要

プール内にはさまざまな設備が整っていました。特に楽しまれていたのは以下のプール設備です：

• - 流水プール：流れる水に身を任せて楽しむことができるプールです。
• - 幼児プール：子どもたちが安心して遊ぶことができる小さめのプールです。
• - ロックスライダー：スリリングな体験ができる滑り台で、多くの子どもたちに人気がありました。
• - スラローム：障害物を避けながら進むスライダーです。
• - 多目的プール：さまざまな用途に利用できるプールです。

また、プールの利用者のために、売店や駐車場、ロッカー、更衣室、トイレも完備されていました。これにより、訪れる人々は快適に過ごすことができたと言えるでしょう。

交通アクセス

プールへのアクセスも便利でした。東北自動車道の久喜インターチェンジからは、埼玉県道3号線を利用し、約400メートル進めば左側に位置しています。また、久喜駅からの市内循環バスも運行されており、以下の路線が利用可能でした。

• - 東西連絡 東行き（所要時間：約10分）
• - 下早見循環 左回り（所要時間：約10分）
• - 除堀・所久喜循環（所要時間：約10分）

これらのバスで「市民グラウンド」または「総合体育館」で下車し、徒歩約3分の距離でアクセスすることができました。市内循環バスの運賃は100円で、1日乗車券も200円で購入可能でした。

休止・廃止の背景

しかし、久喜市民プールは老朽化の影響により、2022年度（令和4年度）から休止されています。久喜市の総合運動公園の整備計画案に基づき、プールは廃止される方針であり、プール跡地には新たにスケートボード場が設けられる予定です。これにより、地域に新しいレクリエーションの場が生まれることが期待されています。

久喜市民プールは、地域住民に多くの思い出を与えてきた公共施設でしたが、今後の整備計画によって新たな形で地域活性化に寄与することが望まれています。プールの利用者にとっては名残惜しいですが、未来の姿にも期待が寄せられるところです。

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