九州産業大学造形短期大学部

九州産業大学造形短期大学部について

九州産業大学造形短期大学部（Kyushu Sangyo University, Zokei Junior College of Art and Design）は、福岡県福岡市東区に位置する私立短期大学です。1965年に設立された九州芸術学院を起源としており、1968年に正式に短期大学として開校しました。大学の愛称は、「造形短大」または「造短」と呼ばれています。

大学の概要

本校は、九州産業大学と連携した学際的な教育を提供しており、2017年に九州産業大学造形短期大学部として名称を変更し、新たなスタートを切りました。学長は黒岩恭介氏が就任しており、特に芸術分野において優れた教育環境を整えています。

教育プログラムの変更に伴い、2007年には美術科、デザイン科、写真科を統合し、造形芸術学科という新たなカリキュラムが導入されました。また、2016年には1学科3領域10系列という形で更なる改革が行われています。生徒が自由な発想と技術を駆使して作品を制作するための、充実した教育環境が整っています。

教育理念

本学の建学の精神は「産学一如」であり、教育の中核には「造形芸術への意欲」「自由な精神」「自主性のある人間づくり」などが掲げられています。これらをもとに、学生たちは広い視野を持ち、創造的な可能性を追求することが求められています。

学風と特色

九州産業大学造形短期大学部は、九州で唯一の私立美術系短大として知られており、男女共学です。過去には有名アーティストやデザイナーによる講演会が行われるなど、活発な学生活動が展開されています。さらに、学生は併設校の九州産業大学の施設も利用可能で、食堂や図書館、無線LANなど充実した学びの環境が揃っています。アート、アニメ、音楽など、さまざまなサークル活動も盛んで、学生同士の交流が深まる場となっています。

沿革と教育制度

九州産業大学造形短期大学部の歴史は1965年の九州芸術学院設立から始まり、1968年には正式に短大としての運営がスタートしました。以来、数回のカリキュラムの再編を経て、現在は造形芸術学科に特化しています。この学科には複数の専攻領域があり、学生は多様な表現方法を学べます。

学生生活

学園祭「香椎祭」は、九州産業大学と合同で行われ、学生たちにとって大きなイベントとなっています。サークル活動も多岐にわたり、アートや音楽、スポーツなど、学生の個性を活かす活動が広がっています。

アクセスと設備

福岡市東区にある本部キャンパスは、JR鹿児島本線の九産大前駅からも近く、交通アクセスも良好です。キャンパス内には、陶芸や写真、映像制作のための工房が完備されており、芸術文化の創造に必要な設備が揃っています。

卒業後の進路

卒業生は芸術家やデザイナーとして活躍する他、さまざまな企業にも就職しています。また、併設校や他の大学への編入学も可能で、多様な選択肢が用意されています。活躍の場は広範囲であり、九州産業大学造形短期大学部での学びを生かして様々なフィールドで新たな挑戦をしています。

結論

九州産業大学造形短期大学部は、個々の創造力を引き出すための環境を提供する、信頼性のある教育機関です。芸術とデザインを学びながら、自由な表現を追求できるこの短期大学での学びは、学生にとって貴重な体験となるでしょう。

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