九州管楽合奏団

九州管楽合奏団（きゅうしゅうかんがくがっそうだん、Kyushu Wind Orchestra）は、九州を拠点に活動するプロフェッショナルの吹奏楽団です。通称「九管（きゅうかん）」として親しまれています。

概要

2004年、九州交響楽団の元クラリネット奏者である水崎徹氏を中心に、九州交響楽団のメンバーや九州在住のフリーランス演奏家が集まり、「九州で唯一のプロ吹奏楽団」として結成されました。

2006年からは、宗像市の宗像ユリックスと連携し、同施設を本拠地として九州各地で演奏活動を展開しています。その活動は演奏に留まらず、学校での音楽鑑賞教室やクリニックなどを開催し、次世代への音楽普及活動にも力を入れています。

自主公演としては、毎年5月に著名な指揮者を招聘し、「九州管楽合奏団演奏会」を開催しています。また、サクソフォーン奏者の織田浩司氏を音楽監督に迎え、映画音楽、ジャズ、ラテン、アニメソング、ライトクラシックなど、幅広いジャンルの音楽を取り上げるコンサートシリーズ「九管ポップス」も開催。未就学児からシニア世代まで、あらゆる世代が楽しめるプログラムを提供しています。

国際的な活動も展開しており、2015年9月には、ソウルで開催された大韓民国国際ウィンドバンド・フェスティバルに出演し、その実力を世界に示しました。

2014年5月には、創立10周年記念演奏会に客演指揮者としてヨハン・デ・メイ氏を迎え、彼の代表作である交響曲第1番「指輪物語」などを演奏しました。この縁から、デ・メイ氏は2015年に九管の首席客演指揮者に就任しています。

2017年には、水崎徹氏を理事長として特定非営利活動法人（NPO法人）に組織改編を行い、活動の幅を広げ、更なる発展を目指しています。

指揮者

織田浩司（おりた こうじ）：九管ポップス音楽監督
ヨハン・デ・メイ：首席客演指揮者

外部リンク

九州管楽合奏団公式サイト
九州管楽合奏団公式Facebook

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