九州総合通信局

九州総合通信局について

九州総合通信局とは、情報通信行政を担当する総務省の地方支分部局であり、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県の7つの県を管轄しています。主に通信の整備や放送に関わる業務を行っており、地域の情報通信基盤を支える重要な役割を担っています。

所在地

九州総合通信局の本局は熊本県熊本市西区春日二丁目に位置し、熊本地方合同庁舎内に設置されています。郵便番号は860-8795です。この立地は、九州各地からのアクセスが良好で、地域の情報通信に関する業務を効率的に行うための重要な拠点となっています。

コールサイン

九州総合通信局管内で使用されるアマチュア無線のコールサインは「6」から始まりますが、沖縄総合通信事務所の管轄内では「6」の後に「R」が付されるため、九州と沖縄での識別が容易になっています。このコールサインは、アマチュア無線の利用者にとって自身を識別する際に重要な情報となります。

組織構成

九州総合通信局は、局長を中心に以下の各部門で構成されています。

• - 総務部: 総務課、企画広報室、財務課
• - 情報通信部: 電気通信事業課、情報通信連携推進課、情報通信振興課
• - 放送部: 放送課、有線放送課、受信障害対策官、デジタル放送受信者支援室
• - 無線通信部: 企画調整課、航空海上課、陸上課
• - 電波監理部: 電波利用環境課、監視課、調査課
• - 総括調整官、信書便監理官、総合通信相談所

これらの組織はそれぞれ特定の役割を持ち、地域の通信ネットワークの整備や監視、相談窓口の設置などを担当しています。

沿革

九州総合通信局の歴史は1985年に遡ります。この年、郵政省設置法の改正に伴い「九州電気通信監理局」が設立されました。その後、2001年には中央省庁等の再編により「九州総合通信局」に名称が変更され、現在の形となりました。2011年には本局を熊本市二の丸から現在の春日二丁目の合同庁舎に移転し、さらに利便性を高めています。

まとめ

このように、九州総合通信局は情報通信の円滑な運営と発展を目指して取り組んでおり、地域住民や企業にとって欠かせない存在です。今後も、情報化社会の進展に伴い、その役割はますます重要になっていくことでしょう。

参考情報

• - 関連項目: [総務省]]、総合通信局
• - 外部リンク: [九州総合通信局公式サイト

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